仕事中に雑談ばかりしていた同僚
職場にはいろいろなタイプの人がいます。
どんな職場にも、仕事をさっさと片付けていく人がいれば、
周りに頼って雑談ばかりしている人もいるものです。
以前の私の職場にも、
仕事中にほとんど雑談ばかりしている同僚がいました。
正直、うるさくてここは動物園か?と思っていました(すみません😰)。
当時の私から見れば、
「こんなに雑談ばかりしていて、主任なのに全然事務作業も進めないのか?」
と不思議に思う存在でした。
それなのに、給料・有休はちゃんともらっていたので、
世の中は公平にできていないと
妙に納得したものです。
ところが、今になって思うと、
その同僚は実は「仕事ができなかった」のだろうと思います。
主任という肩書きから
わたしもつい「事務作業ぐらいできて当たり前」
と思い込んでいましたが、
実際のところ、事務仕事が苦手でほとんど進められなかったようです。
細かい突合作業などは特に苦手だったようです。
さぞ、席にいにくかったことと思います。
それは後々分かったことで、
最初は、「仕事よりも雑談しているほうがはるかに楽しそう」
とわたしの目に映っていました。
(それはそれで問題ではございますが…😰)
なぜこうした事例を書いたかというと、
実は、その職場は、
その人の影響を強く受けて
やがてギスギスした場になったのです。
雑談の内容が、その場にいない人の悪意を感じるような内容であったこともあり、
周囲はその人を牽制するようになりました。
仕事が苦手な上、
そうした状態だったので
職場の心理的安全性はかなり低かったと感じています。
何より、本人が気づいていないことで
改善は難しそうでした。
コンプライアンスを担当する部署も
この現状に気づいていても
具体的な措置は取れずにいました。
なぜならば、
職場の安全性を阻害していると言える具体的な根拠が
なかったからです。
こうして、わたしはこの職場に見切りをつけて
やりがいを感じて集中できていた仕事を手放すことにしました。
その仕事ができる楽しみよりも、
職場の安全性の低さや環境の悪さの方が、
わたしにとっては問題でした。
職場にはいろんな人がいて
いろんな影響が作用しています。
誰がひとりだけ居心地が良くても
全体としてギスギスしていては意味はありません。
理想としては、みんなで全体最適を目指していこうとする姿勢が
良い仕事ができる場を創造していくのだと思いました。
メンバーひとりひとりのリーダーシップの問題ですね✨
この件は個人的には辛い経験で、
コラムにすることに抵抗や躊躇もありましたが、
時を経て気持ちの整理がついたし、書いてみました。
読んでいただき、ありがとうございます。
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