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「自分で考える」とは?

今日は、前回と前々回のコラムを発展させて、
社会の中でどう生かすかという視点から
書いてみます。

ってなわけで、今日のキーワードは「自己指導能力」かな。

自己指導能力

日本の教育の考え方では、
自分で考え、自分で判断し、自分の行動を整えていく力が重視されています。

だけど、ここで言う「自分で考える」は、
気分のままに動くことでも、
誰の声も聞かずに突き進むことでもありません。

社会の中で他者と関わりながら、
自分のあり方を選び取っていく力です。

少し地味ですが、かなり大事です。
そして、わたしの最も苦手な分野。。。><。。。

最初に押さえておきたいのは、
自由というのは、静かな基礎工事の上に建つもの
ってことです。

自己指導能力を支える流れとして、五つの段階が整理できます。

  1. 自分の感情や考え方の癖を理解すること。
  2. 何が課題なのかを見つけること。
  3. 目標を選ぶこと
  4. 行動を決めること
  5. 他者の主体性も尊重すること。

   多い・・・

さて、このように自分の状態を客観的に見ることは「メタ認知」です。
これは反すうに巻き込まれずに自分の思考を点検するうえで欠かせません。

また、課題を見つけ、目標を定め、具体的な行動へつなげていく過程は、
まさに実行機能の働きそのものです。

つまり、自己指導能力とは、
脳の働きと社会的な行動をつなぐ橋のようなものではないでしょうか。

自立とは孤立ではない

自立とは孤立ではありません。

いきなりなぜこんなことを言うかというと、
わたしは、そのように間違えてとらえていて大失敗した(気分になった)からです。

自分で考える力がある人ほど、
必要なときには人に頼ることができます。

逆に、何でもひとりで抱え込むことは、
必ずしも成熟ではありません。

社会の中で他者とつながりながら、
自分の判断を育てていくこと。
それが本当の意味での自立。

言い換えれば、
「全部自分で何とかする」ではなく、
「自分の頭で考えながら、必要な支えも選べる」
ということです。

成熟した知恵の創造プロセス(まるこ、勝手に名付けるの巻)とでも言いましょうか。

起きる前に支える

「問題が起きてから対処する」のではなく、
起きる前に支えるという姿勢を
重視したいものです。

反すうや停滞が深まってから何とかするのではなく、
その前に自分の状態に気づき、回路を切り替える
ということでもあります。

思考の質を整えることは、
問題解決の手段であると同時に、
未然に自分を守る方法でもあります。

「考える」って?

真の「考える」とは何でしょうか。

①過去や自己へのこだわりに引っ張られる反すうから、現在の課題に集中する状態へ移ること
②思考を受け身の反応で終わらせず、自分で選び、自分で進める決断へと高めること。

どうでしょうか?こうまとめてみると、「考える」という言葉の印象が少し変わってきます。

考えるとは、単に頭の中で何かをこね回すことではなくて
脳の状態を整えて、必要な方向へ注意を向け、
現実の行動につなげていくことだと思います。

そしてその力は、
自分ひとりの満足のためだけではなく、
他者と共に生きるためにも必要になると思います。

脳の中で、
今どのネットワークが主導権を握っているのか。
そんな問いを、ときどき自分に向けてみるのはどうでしょうか。

この問いは意外と実用的だと思います。

「今の私は、整理して考えているのか。それとも、同じところをぐるぐる回っているのか」
と確かめるだけでも、思考の質は変わり始めます。

より良く生きるための思考とは、
正解を早く出すことではありません。

自分の脳の癖を知り、
必要なときに切り替え、
他者との関係の中で主体的に選び取っていくこと

です。

そう考えると、「考える力」は特別な人だけのものではなく、
日々の中で少しずつ育てていける力なのだと思います。

この記事を書いた人

marco

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