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【第7回】「話したくなる人」になる技術

―信頼を引き出すファシリテーターの対人スキル―

■ 信頼なくしてファシリテーションは始まらない

どんなに進行が上手でも、参加者が「この人にはちょっと話しにくいな…」と感じたら、その場はたちまち機能不全に。
ファシリテーターにとって、対人スキルは派手な技ではなく“土台”です。いわば家を建てるときの基礎工事。ここがぐらついていたら、どんな立派な壁も屋根も安心して立てられません。

■対人スキルを育てる3つの視点

1. 中立性を保つ姿勢
「味方だと思ったら実はジャッジだった」
そんな残念な体験は避けたいもの。
すべての意見を偏りなく受け止め、自分の感情は場に持ち込まない。
発言が多い人・少ない人の両方に光が当たるようバランスをとることが大切です。
ファシリテーターは審判ではなく“場の空気清浄機”くらいのつもりで。

2. 聴く力と伝える力
相手の話を途中でさえぎらずに聴く。
しかも、ただ黙ってうなずくだけでなく、「要するにこういうことですね」とまとめて返す。
すると相手は「あ、ちゃんと伝わった」と安心します。

さらに表情、声のトーン、しぐさも立派な“もう一つの言葉”。
しかめっ面で「大丈夫ですよ」と言われても、大丈夫に聞こえないのと同じです。

3. 信頼を築くコミュニケーション
まずは否定せずに受け止める。
ここに少しユーモアを添えられたら最高です。
重い議題の場でも、ちょっとした笑いが空気を柔らかくします。
そして、うなずきや相づちが「あなたの話を聴いていますよ」というサインになり、参加者の安心感へとつながります。
ファシリテーターは大きなリアクション芸人になる必要はありませんが、無表情ロボットにならない努力は必要です。

■ 信頼はコツコツと

対人スキルは目に見えにくいけれど、毎日の小さな積み重ねで確実に伸ばすことができます。「この人なら話したくなる」そう思ってもらえることこそ、良いファシリテーターの第一条件!
スーパースキルよりも、技術と姿勢の地味な積み重ねが、最終的には最強の信頼を生むのです。

Diverse friends gathering together

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marco

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