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感情と協働するという選択

「感情のナビゲート」を実践して気づいたこと

このテーマを実践して感じたのは、「感情を変えようとするより、

活かすほうがずっと難しい」ということでした。

私はこれまで、ネガティブな感情をどうにかして減らそうとしてきました。

けれど、「感情のナビゲート」とは“感情を操縦する”ことではなく、

“感情と協働する”ことなのだと教わりました。

そう理解しても、すぐにできるようにはなりませんでしたが、

この視点の転換はとても貴重な体験でした。

印象に残っているのは、

研修準備が立て込んでいた日のことです。

焦りや不安を感じながらも、

「この感情は、私に何を伝えようとしているのだろう?」と

立ち止まってみました。

忙しい時にあえて立ち止まるのは簡単ではありません。

それでも試みてみると、

「もっと丁寧に伝えたい」

「良い時間にしたい」

という願いが、

その焦りの裏に隠れていることに気づいたのです。

焦りを否定するのではなく、

その奥にある価値を読み取ること。

それがまさに、“感情をナビゲートする”という感覚なのだと思いました。

感情のナビゲートとは、

状況を変えずに「意味づけ」を変える力です。

たとえば、怒りを「敵意」として扱えば対立を生みますが、

「守りたい気持ち」として扱えば建設的なエネルギーになります。

感情を敵にせず、味方にする、

そう考えるだけで、自分の中の感情に少し愛しさが芽生えるのを感じます。

私は実践として、

ネガティブな感情が湧いたときに

「その感情が叶えたかった願い」

を整理するようにしました。

たとえば「悲しみ」には「つながりを大切にしたい」という願いがあり、

「怒り」には「不公平を正したい」という思いがあることを発見しました。

その“願い”を見つけることで、

感情のエネルギーを前向きに変換できるのだと感じます。

このプロセスを重ねるうちに、

「感情はコントロールの対象ではなく、共に進むパートナー」

という感覚を持てる瞬間が増えてきました。

どんな感情も、私を守ろうとするサインだったんだ、、、と思うと、

自分を大事にしたいという思いがゆっくりと暖かく湧くのがわかりました。

その先には、他者の感情にも同じように敬意を払い、

感情の流れを共に感じ取れる関係を築く、

そんな新しい挑戦が待っているのだと感じています。

この記事を書いた人

marco

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