同僚との接し方の新しい常識!? 第5回目
職場環境を変えるためのアクションプラン
わたしは、長い間「本音を言えない」日々が続いています。
もちろん、今日まで色々試してきたので、以前より言えていますが
表現は下手だし、
まだまだ言えていないな、と感じる場面が多くあります。
「これは違うと思う」
「こうした方が良いのでは」
そう感じていても、波風を立てるのが嫌だったり、
わたしの意見は却下されるだろうな、と思い、
何も言えない。いや、言わないという選択をしているのか!?
現れているのは、「相手を優先し続ける」という姿勢。
そしてその結果、自分の気持ちの負担が積み重なっています。
ある日、思い切って本音を伝えてみました。
とても勇気がいりました。
撃沈しました😰
あるときは、予想外の言葉が返ってきました。
「そう思っていたんですね。(びっくりしたように)」
わたしも驚きました。関係が壊れると思い込んでいたのに、むしろ「わかりあう」過程に進んだからです。もちろんすべてがこのように進むわけではありませんが、本音を伝えることから安心感を経験できた瞬間でした。
本音を伝えることは“攻撃”ではない
本音を言えない理由として多いのは、
・嫌われたくない
・雰囲気を悪くしたくない
・自分が我慢すればいい
こうした気持ちではないでしょうか。
ところで、
こうした気持ちによって「言わない」を選択肢たことによって
ストレスが蓄積してしまうことがあります。
本音は、上手に(相手が受け入れてくれるように工夫をして)伝えることが大事なようです。
わたしが、一生懸命取り組んでいることを挙げてみました(なかなかうまくできないけれど、ちょっとずつ上達しているような気がしています)。
自分の意見を「Iメッセージ」で伝える
例えば、
「あなたが悪い」ではなく、「わたしはこう感じています」
このように伝えるだけで、相手の受け取り方が変わります。
相手の話も丁寧に聴く
本音は一方的に話すものではないと思います。
「あなたはどう感じていますか」と尋ねることで、関係がより安定します。
フィードバックは“批判”ではなく“建設的に”
相手を傷つけるためではなく、より良い関係や仕事へつながる視点を添えて伝える。
この姿勢が土台になります。
アクションプランで職場環境を整える
環境を変えようとするとき、
大きな変化よりも“小さな行動”が効果的でした。
小さな目標を決める
今週は挨拶から始める
今日はひとつだけ本音を言ってみる
今月は感謝を伝える日をふやす
というように、「小さな行動」を積み重ねること。
変化を実感できました。
ふりかえる時間をつくる
わたしがするのは終業時間直後。
・うまくいったこと
・うまくいかなかったこと
・次に試したいこと
思考を巡らせます。
寝る前には、毎晩「今日のグッドジョブ」を3つ思い出してから寝ます。
プランは修正していい
うまくいかないときは見直す。これ大事だと思います。
わたしも修正ばかりしてきました。
そのたびに学びが増えたように思います。
一人の変化が周りを変える
職場環境は、すぐには変わりませんが、
・あなたが丁寧に挨拶することで、相手も笑顔を返すようになる。
・あなたが本音を大切にすることで、相手も安心して言葉を選べるようになる。
・あなたが感謝を伝えることで、チームの空気が少し明るくなる。
などが経験できたりします。
小さな変化が積み重なって、職場全体の雰囲気が変わっていきます。
おっちょこちょいでも大丈夫
わたしは昔から、あわてんぼうで、早とちりをすることも多いです。
それでも、変わることはできます。
できていないところがあっても大丈夫。
大切なのは、
・誠実であろうと努めること
・間違えたときに素直に認めること
・諦めずに、少しずつ前へ進むこと
この3つがあれば、十分。
さて、
5回シリーズを最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました。
人間関係は、誰にとっても難しいテーマです。
わたしも日々課題に直面します。
どうか、一人で抱え込まないで、小さな取り組みを始めてみてください。
小さな一歩を積み重ねることと、
「自分を大切にする」を大切に!
完成 2025年11月20日木曜日
ストレスフリーな職場を望む人が増えています。
同僚との接し方の新しい常識!? 第4回目
人間関係のストレスを解消する方法
人間関係のストレスが限界に達していた時期がありました。
朝起きても体が重く、
仕事先に向かう車の中で涙がにじむほどでした。
「もう無理かもしれない」そう感じた日もありました。
こうした日が繰り返されたある日、
「このままではダメだ。何か変えよう」 と思いました。
そこから、わたしはストレスを軽くする方法を一つずつ試すようになりました。
ネガティブ思考に飲み込まれないコツ
仕事をしていると、
どうしても頭の中で反芻してしまうことがあります。
「あの言葉、どういう意味だったんだろう」
「わたし、何か悪いことしたかな」
こうした“ぐるぐる思考”が続くと、心が疲れ切ってしまいます。
そこで役に立ったのが、「気にしないための3つのコツ」でした。
1. 自分の感情を否定しない
まずは、湧いてくる気持ちをそのまま認めること。
「落ち込んでもいい」
「イライラしてもいい」
「完璧じゃなくていい」
感情を押し込めず、ただ“ある”ものとして扱うと、少し楽になります。
「感情を否定しないことが第一歩」
2. 相手のポジティブな面を探す
苦手な相手ほど、
良いところなんて見たくありません。
でも、探してみると意外と見つかることがあります。
「あの人は厳しいけど、仕事は丁寧」
「態度は冷たいけど、約束は守る」
小さな気づきでも、心の角が少し丸くなります。
3. リラックスできる時間をつくる
リセットの時間は、思っている以上に大切です。
お風呂、音楽、散歩、好きな食べ物。
たとえ短くても、気持ちが整いやすくなります。
「毎朝のコーヒータイムがリセットの時間」という方もいました。
人によって違うので、“自分に合う方法” を見つけるのがポイントです。
ストレスを軽くする具体的な行動
感情面のアプローチに加えて、行動面でもできることがあります。
・運動
激しい運動でなくても、ストレッチや散歩だけでも気分が変わります。
体を動かすと、頭の中のもやもやがほどけていきます。
・誰かに話す
一人で抱え込むほど、ストレスは大きくなります。
信頼できる人に話すことで、心の重さが少し軽くなります。
・紙に書き出す
頭の中のモヤモヤを紙に書くだけで整理が進みます。
わたしは日記を書いたり書かなかったりですが、それくらいのゆるさで続けています。
・趣味に没頭する
仕事を忘れて何かに集中する時間。
気持ちが整うだけでなく、自分を取り戻す手助けにもなります。
・自分を大切にするということ
ストレス解消でいちばん大切だと思っているのは、
「自分を大切にすること」 です。
わたしは、自分のことを後回しにしがちです。
だから、この項目はとても意識していないと、フトした瞬間に自分のことを後回しにしてしまいます(よほど強靭なバイアスがあると見た!)。
「みんなのために頑張らなきゃ」
「自分のことは後でいい」
この考え方では、行動は長く持ちません。
そして、関係もです。
自分を大切にできないと、人のことも大切にできなくなってしまいます。
・完璧を目指さない
“ストレスゼロ” を目指す必要はなくて、
大切なのは、
・ストレスとうまく付き合うこと
・自分の解消法を持っておくこと
・完璧を求めないこと
この3つです。
・小さな変化を大切にする
「今日は少し気持ちが楽だな」
「あの人のこと、昨日より気にならないかも」
「朝、起きるのがちょっとラクだった」
こんな小さな変化を積み重ねることで、心に変化が起きました。
整っている感を経験できました。
ストレスは、一人で抱えると大きくなります。
誰かに相談することは弱さではなく、むしろ、前に進むためにとても良い。です。
次回は最終回です。
職場環境を変えるためのアクションプランについてお伝えします。
一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。








