まるこのファシリテータ体験記

ラボラトリーメソッドワークショップ二日目

先月、ラボラトリーメソッドを使ったオンラインのワークショップに参加しました。
なかなかに精神的負荷が高いと感じるワークショップでした。

最初にそのワークショップの案内を
ラッキー！と思いました。
ちょうどわたしにとって求めているテーマだったからです。

WEBサイトでたまたま目にした時、
よく見かける「専門家による」ワークショップの案内かと思って
すぐに参加を申し込みました。

しかし、様子は違っていたようです。
ラボラトリーメソッドの構造によって運営されているそのワークショップは
ファシリテータ自身が学習の素材として存在し得るというものでした。
まぁ、それは理解できます。

様子が違う、というのは、
そのワークショップは、構造化という意味では決して完成されたものではありませんでした。
おそらく、ファシリテータは熟練者ではありませんでした。
そういう意味で「様子が違う」という表現をしました。

ただし、わたしがラボラトリーメソッドを通して学べる絶好の機会でした。

綺麗事ばかりをいうつもりはないので、
最初に正直に話しておくと、
そのワークショップ（11月開催）では　↓ こんな体験をしました🤭

開始前に記入した事前課題シートの問いに向き合えないモヤモヤした自分、
スタート時の、構造があるのかないのか不明瞭なチェックインで生じた言葉で表せない不の感情、
中盤に自分の中に生まれた葛藤と違和感、
参加者との距離感に意味を見出せないと感じる時間、
目的も見えないまま「進むコンテントを扱わなければ」となぜか考えている自分、
いまこの時間はなんだろう、と不安の中で過ごす不安定さ。

ほとんどが、快とは真逆の感情で、
５時間のワークショップは、倍の長さにも感じられて、
終わった時には、クタクタでもうそこにはいられませんでした。

すぐにオンライン退室！でした。

しかし、
少し疲れをとったのちに、
その５時間を「体験」と捉え、できる限りの指摘（意識化）を行い
なぜそのようなことが起こったのか、自己分析を進めてみました。

時間を要しましたが、
自分なりのこたえを手に入れたと感じられたと思います。
その時、本当にホッとしたものです。

さて、このワークショップは、10回シリーズです。
わたしは、初回しか申し込んでいませんでした。
つまり、先月だけの申し込みだったわけです。

ところが、月日は流れ（要するに１ヶ月近く経ってから）2回目が開催されるという案内とともに、
開催のオンラインのアドレスが送られてきました。

申し込んでいなかったので、何かの勘違いだろうと思いましたが
わたしはこれを「ただの間違い」で受け取るのではなく
「ラッキーな奇跡」と受け取ることにしました。

そこまで明確に思ったか、と言われるとそうでもないのですが、
まぁ、不快には感じませんでしたし、
参加する方向で検討を始めることにしました。

そうです！わたしは、2回目の参加を検討し始めたのです。

　　　　　　2回も同じこと言ってモータ、です。

予定を確保する調整で手間取りましたが
うまくその日をゲッツ！

改めて申し込みの手続きを踏んで、参加することになりました。
それが、昨日だったのです。

2回目は、2025年12月13日（土曜日）13時開始！

余談ですが、2回目と3回目は同じテーマになっているらしいので、
2・３回目の2回分を申し込みました。

今回もオンライン上のワークショップです。
開始前は、
「また、前回みたいに終始重い感じで沈黙盛りだくさんの時間かもしれない」
と、その可能性を考えましたが、いやいや、どう捉えるかは自分次第だなぁ・・・だから、そんなことに振り回されるよりも、わたしの「ワークショップへの参加動機」を大事にしたいと思いました。

大事にするものが決まったらこっちのもんさ、てな感じで。

実を言うと、
わたしは、このワークショップのネーミングに大変興味を持っていて、
大きな動機づけになっていました。それがあったからこそ、20年以上のバリア（笑）バリアって小学生みたい（笑）、まぁいわゆる「殻」です。殻を破ってまで、申し込んだのです。

　　殻があった話は、またいずれ。

と、言うわけで、参加動機を大事にしようと決めました。

そして、当日。13時ちょうど。
わたしはオンラインのアドレスをクリックして、
そのワークショップに参加しました。

驚いたのは、前回とは様子が違い、みんなが打ち解けているように感じられたことです。

第1回目は、働きかけても無反応だった人も、距離を保ったままでいた人も、その姿勢が「軟化」（←適切な表現かどうかわからないけれど）しているように感じたのです。話す頻度や、わたしの名前を出されるのにお驚きました（自分は距離を置かれているんだろう、と考えていたので）。

どうしてだろう？
先月のアフタープログラムで学びを得たのかな？（勝手な推測）

色々考えも浮かびましたが、
いずれにしても、前回よりも参加している人たちと話しやすかったので、
その分の心理的負荷が前回より小さくて楽に感じられました。

しかし、やはりこの後、
試練が待っているのでありました。

・・・・次回に続く・・・

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