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頑固な部下との付き合い方

頑固な部下との関わり方に悩んだ経験から

私自身の頑固さん(部下)と向き合ってきた経験。
彼らとの関わり方にはかなり悩まされました。

たとえば、入社初日の社員にコピーの仕様を説明し、
指示通りに進めてもらうように伝えたところ、
「こうした方がいいのに」と独自のアレンジを加えてコピーを仕上げてきました。

再度「指示通りに直すように」と伝えたのですが、
彼は返事もせずそのまま返ってしまったのでした。

収納の仕様に合わず、
わたしは残業して大量のコピーをし直す羽目に。。。

また、効率的なやり方を提案しても、
彼は独自の方法にこだわり続け、
私の助言には全く耳を貸さないままでした。

ちなみに、職場全体がそうした雰囲気で、
皆自分のやり方でやる、という風土だったのです。
新人社員も、それに倣っていたのでしょう。

とはいえ、仕事はチームワークだし、
役割としてしばらく指導係を続けましたが、
ある時点で「改善が見られないため、これ以上は管理部門に任せる」
と告げ、関わりを終えることにしました。

その後、彼は別の部署に異動し、
しばらくは自分のやり方で仕事を進めていたようです。

そんな状況もありましたが、半年後に彼が退職したと聞きました。
「自由がなくてやってられない!」と嘆きながら職場を去っていったそうです。

すごく自由そうでしたが・・・😰

自由っぽかったけど😰

この経験は結構なインパクトがあり、
わたしは「頑固な部下にどう向き合えばいいのか」というお題を立てて、
その後リフレーミングに取り組んだり、
工夫をするようになりました。
お恥ずかしながら、
私の経験から引っ張り出した「頑固な部下との関わり方のポイント」をご紹介します。

頑固な部下には「自分なりのこだわり」があると考える

頑固な部下に接していると、
どうしても「自分のやり方が一番正しい」と思い込んでいるように感じることが多いです。

何度も効率的なやり方を提案しても、
「自分のやり方が良い」と頑なにこだわっている。
それは、そのやり方に対するこだわりが強い、と思いました。

私も、最初は「指示を守ってくれればスムーズに進むのに…」と思いがちでしたが、
「どうして彼はその方法にこだわるのか?」と考えるようにしました。

それに、
「自分のやり方を試させてもらえること」から
私たちの信頼感につながるのではないか
とも思いました。

まずは一旦、部下のやり方を受け入れてみる姿勢

つまり、まずはやってみそ、ってことから始めるようにしました。

たとえば、
何かを進める際に「どういうやり方をしようか、、、」と呟くと、
「〜〜する方が自分はいいと思います」と返ってくる場合は、
そのやり方でやってもらいます。

もちろん、、良く観ておかないといけないけど。

とにかく、
一度そのやり方に耳を傾けてみるのもひとつの方法だと考えるようになりました。
そのために、そのやり方とやらを引き出さなくてはならないのですが。

そして、仕事が終わったらしい頃に
(終わったとの報告は来ないため)
できている部分を拾って、認める。

できていないことを拾わない。
できていないことや間違いの部分は、
急ぎあるいは重要ではない場合は次の機会が来た時に修正ができるように
さりげなくサポートする。(サーバントリーダーシップみたいになってきたなぁ)

という感じになっていきました。

このやり方だと、
途中で思うように進まなかった時には、
「やり方を見直した方が良いかもしれません」と
いってくるようになりました。
(「そうしなさい」とわたしが指示したかのように言われる、という笑い話付きですが)

無理に変えようとせず、少しずつ提案してみる

無理に意見を押し付けず、
まずはそれでやってもらって、
それから「少しずつ提案する」ことがポイントだと思いました。

程よい距離感を保ちながらサポートする

それと、
適切な距離感を持ちながら接することも大切だと思いました。
細かく指示を出し続けるとお互いに疲れてしまいますし、
相手が自主的に動く機会も減ってしまいます。

マイクロマネジメントでうまくいっているケースを
わたしは観たことがありません。

ですので、
経験が少ない新人であっても、
例えば。パソコンでの必要な基礎的な操作にあたる仕事での基礎的なルールだけを示し、
あとは、と要点だけを伝え、
細かい部分はやってもらいながら修正しました。

問題が起きた場合には
相談にもきてくれました。よかった☺️

上手に育てる

無理に変えようとせずに少しずつ進める。
指示よりも提案の方が効果が多いい。
相手が自分から相談してくれば尚更、行動変容が起きやすい。

色々苦労があった数年でしたが
得られたものはたくさんありました。
(胃炎も、得たけど笑)

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marco

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