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「その質問は、学ぶためか、教えるためか?」

知っているのに知らない自分(意味不明)

先日、私が開けた「パンドラの箱」https://0comb.com/2026/01/05/rikutsu/
傲慢なあおいろ(YouTubeのわたしの名前)の等身大の姿です。

「自分らしさ」と「違和感」の奇妙な共存

画面に映っていたのは、「いつもの私」です。
その身振り、口癖、思考の癖。
それらが客観性の鏡であるディスプレイによって鮮明に可視化された時、私は自分自身に対して強烈な拒絶感を抱きました。
「自分らしくない」から不快なのではなく、「これこそが自分である」という事実を突きつけられたことが、苦痛でした。

「知りたい」という純粋な動機は、巧妙に編み上げられた論理の鎧に隠され、透けて見えるのは「私はここまで分かっている」という浅ましい自己顕示。
なぜ、知性的であろうとする私の営みは、これほどまでに醜悪な「理屈っぽさ」へと変質してしまったのでしょうか(これは決して大袈裟な表現ではありません)。

【Takeaway 1】「論理的」と「理屈っぽい」の境界線

なぜ、私の振る舞いは「論理的」ではなく「理屈っぽい」という不快感を与えたのか。
その差異は単なる口調の強弱ではなく、コミュニケーションの最適化を放棄した「自己中心性」にあ流と思いました。

両者の構造的・機能的な違いを、以下の3つの観点から、またまたAIさんに整理してもらいました。

比較項目論理的 (Logical)理屈っぽい (Argumentative)
客観的妥当性と批判的検討批判的思考(Critical Thinking)に基づき、自身の前提すら疑い、他者からの反証を許容する。自己中心的。内的整合性にのみ固執し、前提の誤りを無視して「相手の論理の不備」のみを突く。
協調の原理(量の公理)相手の理解に必要な情報を過不足なく提供し、共通の目標達成を目指す。相手が既に理解していることや詳細すぎる定義を執拗に言語化し、会話の公理を侵害する。
認知的コスト関連性理論に基づき、最小の努力で最大の理解(心的効果)を得られるよう最適化する。情報の正確性を口実に、聞き手にとって新情報価値が低い「独演」を続け、過大な負荷を強いる。

毎度のことながら、AIさんすごい!ありがとうございますm(_ _)m

さて、録画の中の私は、情報の正確さを追求している体裁をとりながら、実は自分の知性を誇示したいという個人的な心理目的を優先していると思いました。(そこにわたしは嫌悪感を抱いたわけです)
それは相互理解のための「対話」ではなく、相手に不必要な認知的コストを強いる、極めて効率の悪い自己満足的な行為だと感じました。

【Takeaway 2】「私はここまで知っている」という透明な壁

特に目を覆いたくなったのは、質問の冒頭に必ず添えていた状況整理という名の「自己呈示」です。
 本当に、思い出しても嫌な自分!
私は問いを投げる際、無意識にこう前置きしていました。

「自分はここまで分かっている。その上で言うと、これはおかしくないですか?」

これは一見、議論の前提を合わせる配慮に見えますが、実態はセルフモニタリングが機能不全に陥った際に現れる「自己呈示のジレンマ」の産物だと思います。
「自分は素人ではない」「有能である」ことを誇示せずにはいられない、幼稚な自尊心の現れでした。
(しつこいようですが、書きながら穴を掘ってでも穴に入りたい心境です)

さらに深刻なのは、これがポライトネス理論における「フェイス侵害行為(FTA)」となっていた点です(これで3回目の登場)。この枕詞は、相手の「ネガティブ・フェイス(自律性を尊重されたいという欲求)」を侵害していると思いましたし、
相手にとっては、話し手の自尊心を満たすための「独演」に付き合わされた感じなのでは。

この「私は知っている」というわたしの態度は、相手との間に「透明な壁」を築き、対話の生産性を根底から破壊している、表現が痛烈ですが、そんな感じです。だから、嫌悪を抱いたのです。

【Takeaway 3】「孤独なPm型」

三隅二不二氏の「PM理論」をもとに録画見ると、
録画の中にいたわたしは、私が最も警戒すべきと考えていた「孤独なPm型」そのものでした。

目標達成(P機能)への執着は強いが、人間関係を良好に保つ配慮(M機能)が欠落しているタイプ。
なぜこのタイプが成果を出せないのか。
それは人間心理における「心的抵抗」を軽視しているから、、、。

私は「正しい答え」を提示することに拘泥するあまり、P(論理)がM(配慮)を置き去りにし、リーダーシップを機能不全に陥らせていたと思います。

【Takeaway 4】「学習」を阻害するパラドックス

経験を積むほどに「素直な学習者」であり続けることが難しくなる現象は、TEM(複線径路・等至性モデル)における深刻な「分岐点(Bifurcation Point)」。

仕事をしていく上で得た知識は、本来「他者とつながるための橋」であるべきでした。
しかし、いつしかそれは、自分の優位性を担保し、無知な自分を直視させないための「防衛シールド」へと変質。成功体験が生み出したこの盾は、自らの前提を疑う批判的思考を麻痺させ、新たな学び「アンラーン(Unlearn)」を阻害していたのです・・・整理すればするほど、いろんな改良ポイントが出てきます・・・。

自身の無残な姿を直視した際に感じた激しい「羞恥心」は、苦い体験でした。
しかし、この痛みは自己変革のエネルギーになると思いました。
「なりたくなかった自分」を認め、知識を自己防衛の道具として使うのをやめること。
そこからしか、わたしのアップデートは始まらない、と思いました。

理屈を手放し、共感の鏡を磨く

「正しさ」の追求が、時に人間味や大切な他者を置き去りにする。
これは、ラボラトリーメソッドのトレーニングで、幾度となく経験できたことだったのに。。。
磨き上げた論理は、共に未来を創る「ツール」にできる、と学び得たはずだったのに。。。

では、どうすればいいの?

・・・三隅のモデルの力をお借りして、

   M機能(共感と配慮)の回復

がまずは思い浮かびました。

一度「理屈」を手放し、相手の言葉の背景にある不安や願いに耳を傾ける。
それを「共感の鏡」と表現してみます。その鏡を磨き直すこと。
これがわたしの、仕事をする者としても、個人のライフという観点からも、新しい旅になるのでは。

この記事を書いた人

marco

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