「思い込み」は深く信じ込むことだそうです。
そして、意識的に信じようとしたものではありません。
数年前、こんなことがありました。
当時、娘の医療保険を支払っていたわたしは、
娘と保険の話になり、
わたし
「あなたが結婚するまではわたしが支払うけれど、
結婚したら、名義とかの変更の手続きをして、自分で支払いなさいね」
すると娘は、複雑な表情をしました。
どうしたのかな?と思ったら、
むすめ
「母さんは、わたしが結婚する前提で話をしている!」(ちょっとお怒り気味)
と返ってきました。
わたし
「あ・・・」😰
その時まで、全く気づきませんでした。
そうです。わたしは、いつか娘が結婚するものだと疑いもなく思っていたのです。それは、意識的にそう思おうとしていたのではないし、そう思っていると意識していた内容でもありませんでした。
びっくりです。
「思い込み」は深く信じ込むことだそうです。
そして、意識的に信じようとしたものではありません。
「いつか娘は結婚する」という思い込みに支配されていたことに気づきました。
考えてみれば、一生独身の可能性もあります。なのになぜ、そう思い込んでしまったのか・・・・
このように、無意識に持っているのが「思い込み」。
例えば、それが歪曲されたものであれば「気づく」ことにより修正もできるでしょうが、
自分で自分の歪曲された思い込みに気づくのは容易ではありません。
既出の事例では、むすめが教えてくれたから認識できました。
そうでなければ生涯気づかずにいたかもしれません。
それは、できるなら生涯自由に過ごしていきたいという価値観を持っているむすめにとっては、
生涯、何度も不快な言葉を母親に言われ続けるという魔の時間となったかもしれません。(いや、なったことでございましょう)
思い込みは日々の生活の中で形成されていく
実際、その思い込みを持ち始めた「きっかけ」を明確に指摘できないのがややこしいところでして。
わかってしまうと、その多くが「そういえば、どうしてそう思い始めたのだろう」と思ってしまうものです。
こうした歪曲された思い込み(先入観)のことを、バイアスといいます。
バイアスは自分と違うものと出会った時に、気づくことができます。
ただ・・・自分と違うものと出会っても頑なな自分であれば、難しいかも。
他方で、
このバイアスの性質を上手く利用して、
欲しいバイアスを自分に注ぎ込んで望んだ結果を出す
という人もいます。
いずれ、バイアスに気づくワークをYouTubeでやってみようかな・・・・
YouTubeのチャンネルを持っていることさえ、
遠い記憶になっておりますが・・・σ^_^;
では、また書きます。
バイアスだらけの人間をやってる、まるこでした。
#正義感 #バイアス #コミュニケーション #思い込み #嫌がらせ #いじめ