
走り続けること

「今日も会議が5つ、メールは100件以上、部下の相談も3件…」。ある企業の管理職の方が、ため息まじりに教えてくれました。現代のビジネスパーソン、特にリーダーの立場にある方々は、まるでフルマラソンを毎日走り続けているようです。
企業のトップランナーであるソフトバンクの孫正義氏は「睡眠時間は4時間」と公言し、テスラのイーロン・マスク氏も「120時間労働」を実践したことがあると語っています。経営者や著名なリーダーたちの「走り続ける姿」が、私たちのロールモデルになっていることも少なくありません。
走り続けることで成果を出し、組織を前進させることは素晴らしいことです。でも、ちょっと待ってください!マラソンでさえ給水ポイントが設けられていますよね。水分補給なしでは完走できないことを、ランナーたちは身をもって知っているから。
ビジネスの世界も同じじゃないかしら?走り続けることに価値を置くあまり、「立ち止まる」「休む」ことを後ろめたく感じてしまう。そんな経験、ありませんか?
休息のすごい力

特にリーダーの立場にある方にとって、休息は単なる「体力回復」じゃないんです。より良い判断力や創造性を育む大切な時間なんですよ!心理学の研究でも、適切な休息はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、心理的な安定をもたらすことが示されています。
私も以前は「休むのはもったいない」と思っていた一人。でも、思いきって休んだ日の翌日、気持ちが楽になったし、仕事に入った時のアイデアの湧き率(?)が断然違いました。
まるで脳が「やっと休ませてもらえた!お返しにアイデアをプレゼントするわ」と言っているみたい(笑)。
どうやって休息を取るか

「わかっているけれど、休む時間がない」という声が聞こえてきそうですね。確かに、長期休暇を取ることが難しい場合もあるでしょう。でも安心してください(とにかく明るい安村さん✨お借りしました!)休息は必ずしも「長時間」である必要はないんです!
マイクロソフト日本法人が導入した「週休3日制」の実験では、生産性が40%向上したと報告されています。また、任天堂の故・岩田聡社長は「リフレッシュする時間を確保することで、より良いゲームのアイデアが生まれる」という考えを大切にしていました。
効果的な休息の取り方はさまざまです。スティーブ・ジョブズは瞑想を実践し、ビル・ゲイツは「考える週間」と称して年に数回、完全に仕事から離れる時間を設けていたと言われています。
小さな休息例
- 会議と会議の間に5分の「何も考えない時間」を意識的に作る(私はこれを「頭の棚卸し」と呼んでいます)
- ランチタイムは仕事の話を避け、別の話題を楽しむ(美味しいものを食べながらの雑談、最高ですよね!)
- 週末は1日だけでも仕事のメールをチェックしない日を作る(これ、最初は不安でしたが、慣れると快感です)
- 瞑想、ヨガ、自然の中での散歩、趣味に没頭する時間なども有効な休息となります。
ただし、「過度な仕事量」「常にオンラインで繋がっている状態」「完璧主義」などは休息の大敵。私も「あと少しだけ」が止まらなくなるタイプなので、タイマーをセットして「ここまで」と決めるようにしています。
こうした小さな「休息の習慣」が、実は大きな力を発揮!。
長く続けていくためにも

リーダーシップって、短距離走じゃなくて長距離走ですよね。ゴールまで全力疾走を続けることはできません。長く走り続けるためには、適切なペース配分と休息が不可欠なんです。
アップルのティム・クックCEOは「私は毎朝4時に起きますが、21時には就寝します。十分な睡眠が翌日のパフォーマンスを左右すると信じています」と語っています。持続可能なリーダーシップのために、自らの「休息」を大切にしているのです。
さらに重要なのは、リーダーが実践することで組織にも「休息の文化」が根付くこと。ANAホールディングスの片野坂真哉社長は「従業員が心身ともに健康であることが、お客様への最高のサービス提供につながる」と考え、働き方改革を積極的に推進しています。
リーダー自身が「休息の大切さ」を理解し実践することで、チーム全体の持続可能な成長を促すことができるのではないでしょうか。明日からの小さな一歩として、あなた自身の「休息の時間」を振り返り、意識的に確保してみるのはいかがでしょう。そして、チームメンバーにも「適切な休息」を促してみる。
走ることも大切ですが、時には立ち止まることで、より遠くへ進むことができるのかもしれません。
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