営業時間:平日10:00~17:00

070-5054-3110

休業日:土日祝日 年末年始季節休暇

第5回:ファシリテーション力を育てる3ステップ 〜準備・実践・ふりかえりのすすめ〜

■ 「とりあえずやってみる」は、ちょっと危ない?

ファシリテーションは場の流れを自然に導く技術ですが、その“自然さ”の裏には綿密な準備と柔軟な判断が支えになっています。

「とりあえず始めてみよう」では、思った以上に場が迷子になることも。

個人的には、準備120%推奨派です。

そう、あの「芸を脱がずに魅せる」伝説のあきら100%さんを超える気持ちで、さらに20%上乗せしていきましょう(笑)

ここでは、ファシリテーション力を高めるために欠かせない3つのステップ:準備・実践・ふりかえりについてご紹介します。

■ ファシリテーターの成長に効く3つのアプローチ

1. 準備の質が本番の質を決める

たとえばミーティング(MTG)なら、事前に「この議論の目的は?」「誰が参加する?」「どんな論点が出そうか?」を整理しておくことがカギになります。

アジェンダ(進行シナリオ)をつくっておくことで、どこで時間をかけるか、どのように展開するかの見通しが立ち、当日の対応にも余裕が生まれます。

2. 実践で使えるコツは“小さな仕掛け”に宿る

* 発言を要約して返すことで、「ちゃんと聴いてくれている」という安心感が生まれます。

* 意見が対立したら、「私たちの共通の目的は何でしたっけ?」と立ち戻ってみる。

* アイスブレイクも効果的。ほんの一言の雑談でも、場の空気がふっとやわらかくなります。

3. ふりかえりと改善が、次につながる

MTGのあとには、「良かったところ」「もう少し工夫できたかも」というポイントをメモしておきましょう。

他の参加者や同僚からフィードバックをもらうのも、自分では気づけない視点を得る絶好のチャンスです。

そして何より、少しでも気づいたことは次に試してみる。その繰り返しが、あなたのファシリテーション力を確実に底上げしてくれます。

■ おわりに:実践×ふりかえり=スキルの血肉になる

どんなに理論を学んでも、実際の場で“試してみる”ことなくしてスキルは定着しません。

そして、やってみたら必ず“ふりかえる”。このサイクルを繰り返すことこそが、引き出しを増やし、ファシリテーターとしての軸を育てていく最良の方法です。

最初はうまくいかなくても大丈夫。

大切なのは、「次にどう活かすか」を自分なりに見つけていくこと。

その積み重ねが、場を動かす力になっていきます。

この記事を書いた人

marco

関連記事

  • コミュニケーション
  • リーダーシップ
うまい褒め方

部下の成果を褒めたいと思って「すごいね」と言ったのに、相手が思ったよりも嬉しそう […]

  • OJT
  • いろいろプロセス
  • グループプロセス
  • コミュニケーション
  • ファシリテーション
  • 体験学習
デューイの『経験と教育』に学ぶOJT」2回目

~私が24年間で気づいた経験学習の本質~ ※個人の見解が入っています。 「今日の […]

  • コミュニケーション
  • チームワーク
  • リーダーシップ
看護の現場から学ぶ、実践リーダーシップとは

「命を預かる」この重みを実感する現場に、リーダーシップはどうあるべきか。これまで […]

  • グループプロセス
  • コミュニケーション
  • チームワーク
苦手な同僚との接し方 第4回目

「全部うまくいかなくても大丈夫」 距離を保ちつつ、安心して働くための心構え 苦手 […]

  • コミュニケーション
  • チームワーク
  • リーダーシップ
【第5回】未来に向けた日本のリーダーシップ像

「リーダーって、結局“強くて頼れる存在”でなければならないのでしょうか?」 この […]

  • OJT
  • コミュニケーション
  • チームワーク
  • リーダーシップ
コーチングは部下育成に効果的か?第3回目

コーチングの進め方と1on1のコツ コーチングの効果を実感するためには、やり方を […]