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まるこのファシリテータ体験記

ラボラトリーメソッドワークショップ二日目−2

前回のブログでは、
「2回目は、なんだか話しやすかった」
ところまでを書きました。

雰囲気は前回よりやわらぎ、心理的な負荷も少し下がった。
これは、間違いなく事実です。

……が。
だからといって、学びやすかったかというと、話は別でした。

この日、わたしが体験したことを一言で言うなら、
「迷いながら参加する5時間」
だったと思います。

「迷いながら参加する5時間」

2回目のファシリテータは、1回目と同じ方でした。
ファシリテーショントレーニング中の方(わたしも、何年経ってもトレーニーしています)です。前回同様、スーパーヴァイザー的な立場の熟練者が2名参加していました。
プログラム自体は、修行中のファシリテータが作成している、という構造も変わっていません。

テーマは、
「ファシリテーション、ラボラトリー方式による体験学習の基礎的な考え方と手法の獲得」

なかなかに、期待が高まるタイトルです。

ところが、実際に参加していると、
プログラム全体が循環過程に沿っていないように感じられ、
わたし自身、終始「これでいいのだろうか?」という迷いを抱えたまま進むことになりました。

結果として、内容がうまく自分の中に入ってこなかった、という感覚が残りました。

体験と問いが、かみ合わない

具体的に、何が起きていたのか。

まず、用意されていた「体験」が、
学びのテーマとマッチしない違和感を覚えました。

だからかな、と思いましたが
体験後のふりかえりで投げかけられた「問い」の内容が、
自分の思考をあまり刺激しなかったのです。
加えて、漠然としていて、
ふりかえり全体が、曖昧性の高いものになっていきました。

曖昧なまま、ミニレクチャーへ

ふりかえりが十分に深まらないまま、
次はミニレクチャーでした。

ところが、このミニレクチャーの内容が、
自分の体験や、直前までのふりかえりと、どうしても結びつかない。

「いい話を聞いている気はするけれど、
 それが、今の自分の体験と、どうつながるのか分からない」

そんな感覚でした。

さらに、その後、
「では、もう一度ふりかえりましょう」
という流れになったのですが、

わたしにはそれが、
ふりかえりに戻る、というより、
「新しい体験が始まった」ように感じられてしまい、
もはや、最初の体験のふりかえりには戻れなくなっていました。

参加者にとってのファシリテーションの価値

この一連の流れの中で、
わたしには、ファシリテーションの価値が少し見えにくく感じられました。

今、どのプロセスを扱っているのか。
どこに向かおうとしているのか。
何を学びの核に据えているのか。

それが掴めないまま時間が過ぎ、
気づけば、また5時間が経っていた、という感覚です。

この日の仮説化

それでも。この日を「失敗だった」と片づける気には、なりませんでした。

なぜなら、わたしはこの体験を通して、
ひとつ、はっきりとした学びを手に入れたからです。

それは、
「準備をしっかりして開催する」
ということでした。

当たり前のようで、
でも、ラボラトリーメソッドという構造の中では、
とても重い意味を持つ学びに至りました。

体験・ふりかえり・レクチャー。
それぞれが、どうつながるのか。
どの循環を、今扱っているのか。

それを設計しきれないまま場を開くと、
参加者は、迷いながら進むことになる。

また、ふりかえりシートを自分でも幾度かやってみる。
ふりかえりシートは、机上で作成して終わらずに実際に使ってみて、ミスマッチを防ぎ精度を上げる試みをして、実施の際に使う。

わたしは、参加者としてその場に居ながら、
同時に、ファシリテータとしての自分を、強く意識していました。

この日の体験は、
「次に自分が場をつくるとき、何を大事にするのか」
を、静かに、でも確実に教えてくれたように思います。

……とはいえ。

この話は、まだ終わりではありません。

なぜなら、
このあと、わたしの中で、もう一段、別の揺れが起きるからです。

それはまた、次回に。
まるこのファシリテータ体験記−3 → https://0comb.com/2025/12/17/facilitation-2/

まるこのファシリテータ体験記

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marco

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