Hello Good Job!5回目 2022年11月13日
ハラハラって知っていますか? Hello Good Job! 2022年11月13日
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Hello Good Job!
まるこ です。
11日に配信予定のメールマガジンの
二日遅れ配信。
遅くなってごめんなさい。
10日の夜、
「寝違える」という経験をしました。
左の肩下から首にかけての部分を動かすことができず、
首が回らないほどの有様。
こんなわたしは、
ムーのモアイ像のように
固まっていました。
パソコンの前に居られない状態で・・・。
首が回るようになった(笑)ので、
早速、配信します。
よろしくお願い申します。
このメールでは、
組織こうどう研究所から情報交換をさせていただいてる皆様に
*職場のハラスメント防止
*職場の心理的安全性向上
の最新お役立ち情報などを配信しています。
ぜひ、皆様の働きやすい職場づくりに
お役立ていただけると嬉しいです。
産業心理コミュニケーションコンサルタント
ま る こ
今回は、
前回の事例の妥当回答をご紹介していきます。
前回の事例は、こちらをご覧ください。
https://0comb.com/2022/11/13/hellogj4/
■□■□■ 一緒に考えてみましょう。
~あなたならどう対応する?~ ■□■□■
「そんなこと、よくあることだよ 2」
前回の事例は、こちらをご覧ください。
https://0comb.com/2022/11/13/hellogj4/
■□――――
ケース「そんなこと、よくあることだよ」
C係長の対応を考えてみましょう
――――■□
ーーーーーーーーー 登場人物 ーーーーーーーーー
Aさん 女性 アシスタント業務
Bさん 男性 専門家
Cさん 男性 AさんとBさんの上司 係長
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この事例には、いくつかのポイントが潜んでいます。
ポイントにフォーカスしながら、
対応を見ていくことにしましょう。
まずは、
AさんとC係長の会話を振り返ってみましょう。
噛み合っていないことが見えてきます。
ーーーーー【事例文抜粋】ーーーーー
Aさんはもう我慢の限界でした。
こうして、C係長に相談をすることにしました。
相談内容(C係長とのやりとり)は、以下の通りです
C係長
「Aさん、気にしすぎだよ。そんなことじゃ、仕事にならないよ」
ーーーーー ーーーーー ーーーーー
おや。
冒頭部分で、違和感を感じますね。
>→>→> ポイント1
そうです。
Aさんは「我慢の限界」と感じているのに、
C係長は「気にしすぎ」という認識ですね。
いきなり、両者の認識に開きがあります。
ここで気にしたいのが、
C係長は、
Aさんの話を「どのように聞いていたか」
ということです。
どのように聞いていたと思いますか?
はい、その通りです。
どうやら、C係長は
自分の価値観、枠組み、を全開にして
全開、かどうかはわかりませんが^^;・・・・
明らかに自分の価値観、枠組みで
Aさんの話を聞いていました。
だから、話を聞いた直後のC係長の発言は、
自分の考え方をベースにした発言になったわけですね。
「Aさん、気にしすぎだよ。そんなことじゃ、仕事にならないよ」
気にしすぎだ、と判断し、
そんなことでは仕事にならない、という見解のような
発言内容になっています。
これは、
サングラスをかけていると、
サングラスの色を通して世の中が見えるのと似ています。
ところで、
サングラスってずっとかけていると、
かけているのを忘れてしまうことがありませんか?
色のついた世界に慣れてしまって、
かけている側は違和感がなくなります。
割合、かけてすぐに。
私たちの考え方のフレームも同じです。
どんな色のついた、どんな癖のあるフレームを持っているか
について、ほとんど意識することなく、
持っています。
意識できていても、
そのフレームを意識しながら相手の話を聞くのって
ハードルは高いものです。
こうして、
最初に認識の開きがある会話は、
多くが最後まで会話が交わらない
なんてこともあります。
じゃぁどうすればいいの?
今あなたは
そんなお気持ちかもしれません。
==「もしもわたしがC係長だったら・・・」
C係長におすすめしたいのは、
●徹底して聴く側に立ち続けること
です。
そもそも、
部下から相談を受けた最初の一歩は、
「一次対応」といって”事実を把握する”段階です。
相談内容について、
上司としての見解を述べたり、
アドバイスをしたり、
ましてや「~~~だよ」と判断する場面ではありません。
■即時判断は避けましょう。
==「一次対応」
一次対応では、
●何があったのか
●Aさんはどう認識しているのか
を把握することに努めます。
具体的には、以下の項目です。
●何があったのか
・誰が、誰に、
・何を言ったのか
・何をしたのか
・どのように言ったのか
・どのようにしたのか
・その時の環境はどのようなものだったのか
・相談に来た人と、行為者との関係はどうなのか
●Aさんはどう認識しているのか
・そのことを、どう解釈しているか(理解)
・それをどう受け止めているか(感情)
・就業するにあたってどういった状況にあるか
ハラスメント対応では
上記を把握するのが最初のプロセスです。
こうした「把握するというプロセス」は、
相手の話を大事に扱うことに他なりません。
*しっかり聴く、
*判断を交えることなくどう思っているかを知る
*どんなことに困っていると訴えているのかを把握する
等の行為です。
この行為を受けた相手は、
「自分の存在が軽んじられていない」とか、
「存在を無視されていない」と感じたり、
むしろ、
「受け入れようと努めてもらえている」
と、感じ取ります。
こうしたやりとりは、
この両者の信頼関係(ラポール)へと発展します。
この信頼関係(ラポール)形成は、
「相談を受ける」という上司の仕事を
しっかりサポートしてくれることでしょう。
そうそう!
自分の価値観や思い込みをどう管理するか、
についても、いずれ
このメルマガでお伝えできていれば、と思っています。
まずは、
次回のメルマガでは、
「把握するプロセス」で使うスキルを
ご紹介していきます。
お楽しみに(^^)v!
お*ま*け
ハラハラとは?
ハラスメント・ハラスメントの略称です。
複数にあるいは、連続してハラスメントが生じている
と感じられる状態のことです。
例えば、
ハラスメントだと感じた人が
ハラスメントだと過剰に主張することにより、
その主張を受けた相手がハラスメントを受けていると感じる。
ハラスメントを受けたと感じた人が、
上司等に相談した際にハラスメントを受けたと感じること。
などが挙げられます。
★☆★☆ 次回は一次対応をするときに有効な
スキルを掲載します ★☆★☆
次回のメールマガジンは11月21日配信です。
それまでに、
ぜひ、皆様のご回答をお寄せください。(_ _)m
こちらまで→ harassment_c(AT)0comb.com
まるこ
メールマガジンの第4回目の内容は
こちらからご覧いただけます。
https://0comb.com/2022/11/13/hellogj4/
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職場のハラスメント防止オンライン研修の情報はこちら
https://0comb.com/harassmentk/
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職場のハラスメント防止オンライン研修の情報はこちら
https://kmcanet.com/220501-hirasawa/
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講師紹介ページ
https://0comb.com/company/
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イキイキと働く も~くえ動画
(モーニングクエッションで、朝から意図的に過ごしましょう)
https://www.youtube.com/channel/UC-o70ayzDaXPSvtoNdtrwEA
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・゜゜・ 今日もお読みいただき
ありがとうございます ・゜゜・
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【発行者】 組織こうどう研究所 平澤 摩湖
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