このテーマ、
共感する方も多いのではないでしょうか?
実は、このコラム、
わたし自身の話を書くような気持ちになっていて、
少々、恥ずかしいやら辛いやら、です。
私もついつい話をながびかせてしまうことがあります。
他方で、聞く側に立っているときは
だらだら長々と話されると苦痛だったりします。
会議でそうだと、即!退室したくなってしまいます😰
では、なぜ、話が長くなってしまうのでしょうか?
それは、伝えたいことがたくさんありすぎて、
どれが重要なのか、整理できていないからかもしれません。
要点を整理して話す
例えば、新しいプロジェクトが始まる時に、
リーダーが詳細な説明を始めたとします。
「このプロジェクトの背景はこうで、目標はこうで、そして具体的なステップは…」
と、次から次へと情報が詰め込まれていく。
確かに、情報は多い方がいいように思えますが、
聞き手にとっては「いったい何が大切なの?」と、
かえって混乱してしまうことがあります。
「話が長い」ことは、必ずしも「丁寧に説明している」ことではありません。
😱 す、すみません!!!
むしろ、大切なことを際立たせることができず、
聞き手の理解を妨げてしまう可能性があるのです。
では、どうすれば、短く、わかりやすく、そして心に響く説明ができるのでしょうか?
😆 それが知りたいのよ〜
ポイントは、「何を」「なぜ」「どのように」 を明確にすることです。
①何を伝えたいのか: 目的を絞り込み、本当に伝えたいことを明確にする。
②なぜそれが重要なのか: 目的の重要性を具体的に説明する。
③どのようにすれば達成できるのか: 行動計画を具体的に示す。
この3つをはっきりさせること。
この3つって、全部目的格ですね。
これらを意識することで、
聞き手は「なるほど、この人は何が言いたいのかよくわかった」と理解し、
行動がイメージできます。
この行動がイメージできる、というのが大事なのです。
なぜならば、
行動がイメージできること自体、
聞き手は「自分ごととして、それを捉えている」からです。
「この人は、何を聞きたいと思っているだろう?」
「どこまで話を続けるんだろうか?」
聞き手の中に、この疑問が生まれてこないように
話すポイントを整理してみましょう。
それからです、伝えることを始めるのは。
これについては、
「聞き手の立場に立って考える」
とイメージがしやすいと思います(笑)。
イメージできていれば、もう「自分ごと」として
捉えられていると思いますので、
すぐトライしてみてください。
実践
話が長いリーダーは、
部下から「信頼できない」「指示がわかりにくい」と思われてしまうかもしれません。
そこまではないにしても、
早く話を切り上げてもらおうという意識が働いた聞き手は、
話に身が入らないかもしれません。
(わたしがそう😰)
これでは本末転倒ですね。
大切なのは、
情報を整理し、
簡潔に、
そして心に響く言葉で伝えること。
私も気をつけなければ 😥
部下が「聞く」ことに集中できるよう、
部下の反応を見ながら、
説明を調整していくことも重要です。
リーダーの言葉は、組織を動かす原動力です。
短い言葉で、大きな影響を与えることができる。
そんなリーダーを目指しましょう。