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チームの動かし方と俯瞰力

チームを動かすにはどうすべきか?

リーダーとして、チームをしっかり動かしていくことは非常に重要な課題!

ただやみくもに指示を出しても
チームは思うように動かないことが多々あります。

と、ここまで書いて
色々と苦い経験が思い出されます😰

チームはどうすれば動くのか

では、どうすればチームはスムーズに動き、
目標に向かって進むことができるのでしょうか?

わたしが出会った「すごいリーダー(リーダーシップを発揮している人)」が持っていたいくつかの特徴から、今日は「俯瞰」に触れたいと思います。

リーダーが自分のこともチームのことも「俯瞰」して見る力。

俯瞰とは、自分の立場や視点だけでなく、
高いところから全体を見渡すように、チーム全体を広い視野でとらえることです。

これができると、物事をより客観的に判断し、
全体のバランスを考えながらアプローチすることができるのです。

たとえば、こんな場面を想像してみてください。

あるプロジェクトの進行が遅れている場合、
リーダーが焦って「とにかくスピードを上げろ!」と命令するだけでは、
チームメンバーはストレスを感じたり、ミスが増えたりするかもしれません。

しかし、俯瞰する力を持つリーダーは、
まず全体の状況を冷静に見渡し、「なぜ遅れているのか?」という原因を探ります。

遅れの原因が、たとえば一部のメンバーに仕事が集中していることであれば、
リーダーは他のメンバーに手伝ってもらえるかを考えます。

あるいは、業務の優先順位を整理して、
不要な仕事を一時的に減らすことで効率を上げる策を取るかもしれません。

俯瞰することで、個々の問題にとらわれすぎず、
全体の調和を考えた解決策を見つけられんだと、
「すごいリーダー」から学びました。

研修を担当させていただいていても、それが強く感じます。
俯瞰力のあるリーダーの方が問題解決が早いのです。
対して、感情的なリーダーはよく起こり、
ざっくりした指示を与えがちなため、
メンバーが行動がわからなくなり問題解決に至らないこともあります。

メンバーへのサポート

そして、俯瞰の力は、
メンバー一人ひとりの成長をサポートするのにも役立ちます。

リーダーとして、自分のことばかり考えていると、
チームの目標を達成するためにメンバーに無理をさせてしまうことがあります。

しかし、チーム全体を見渡しながらメンバーのスキルや得意分野を理解することで、
各メンバーに適切な仕事を任せられるようになります。
そうすることで、メンバーは自分の役割を実感し、より主体的に動いてくれるでしょう。

私はここが不得意だという自覚があり
ここを改善するために「すごいリーダー」をよく観察して、
自分に「俯瞰力」が欲しいと思い、
自己棚卸しをして、できることから小さな行動(模倣)に取り組みました。

30代40代より、50代のいまの方が
断然、課題を課題として扱えるようになったと思います。
仕事は問題解決の連続ですが、
その解決のための連続行動(改良行動)ができるようになってきました。
おかげで、同じことを繰り返すのではなく変化を感じることが増えました。

俯瞰する力は簡単には身につかないかもしれません。
(私は、20年くらい取り組んでおります!)

普段から意識的に物事を一歩引いて見てみたり、
メンバーの意見をよく聞いたりすることで、
徐々にその力は高まるようです。

自分自身の成長プロセスや
担当研修での参加者の方の伸びようを拝見して、
そう思います。

また、リーダー自身が忙しいと、
つい目の前の問題に集中しすぎてしまうことも
わかってきました。

だから「状況を全体的に見直す」プロセスを
自分の活動の過程に強制的に入れてしまうことも大事だと思っています。
(いずれにせよ、リーダーはいつも忙しいので)

チームはどうすれば動くのか。

これに対する今日の回答として、
「俯瞰力」をご紹介してみました。

リーダーが全体最適の視点を持ちつこと、
そして、全体を考えた上で、目の前のアプローチを実施することは不可欠のようです。

俯瞰する力を意識して育てることで、
チームはきっと一つにまとまり、より力強く進んでいくでしょう。

この記事を書いた人

marco

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