リーダーが人の話を聴く大切さに気付いた経験から
リーダーとしてチームをまとめる役割を担うと、最初は「自分の判断が一番大事」と思いがちですよね。私もそうでした。つい自分の考えを押し通そうとしてしまって…。なかなか変えられない習慣でした😰
でも、他のチームのリーダーが上手にメンバーをまとめ、みんなが同じ方向に向かって活動している姿を見て、「どうすればあんなふうになれるのかな?」と、悩んだことが何度もあります。悩んでいるときって、不思議とただ悩むだけで新しい試みや行動にはなかなか移れないものなんですよね。
実は、リーダーシップ研修の現場でも、悩んでいる方ほど行動が止まってしまっていることがよくあります。私自身もそうだったんだなと気づきました😅 そこから、悩んでいるときも動いてみようと心がけるようになりました。感情に波があるのは自然なことなので、その波に左右されないようにするのが大事ですね。
「自分のやり方」に固執した時に起こった失敗
あるプロジェクトで、
私は自分の考えを強く押し通していました。
メンバーが提案してくれた別のアイデアも、
バッサリ😰本当に申し訳ないことをした・・・
その時は「自分の判断が最も効率的だ」と思っていたのですが、
結果的にプロジェクトはなかなか前に進まないし、
新しい問題が出てきて、最初からのやり直しが必要なタスクもあり、
と波乱づくめ。
後から振り返って、
なぜこんなことになったのかを考えた時、
メンバーの提案を聴く耳を持たなかったため、
私は大切な意見を見逃してしまっていて、
メンバーも、「ほらね」という感じでした。
自分も辛かったけど、その前にメンバーに辛い思いをさせてしまいました😰
私は「自分の考えに固執すること」を自然にしてしまうらしいことを
得心しました。
良いリーダーシップ発揮できないダメダメだ、と思いました。
話を聴かないリーダーがチームに与える影響を目の当たりにして
その後、私は周囲のメンバーとのコミュニケーションにも
注意を払うようになりました。
試行錯誤を繰り返しました。最初は上手くいかなくても、「大丈夫!」と自分に言い聞かせ、メンバーの話をじっくり聴くよう心がけました。
傷つくこともありましたが、リーダーとして成長したい気持ちが支えになりました。
とはいえ、自己流で聴こうとするだけでは思ったように結果が出ないことも多く、
結局私はリーダーの役割から一歩引くことになりました。
「話を聴くリーダー」になるために心がけたこと
この経験から、私は
人と会ったその瞬間から「話を聴くこと」を
するようになりました。
その後、「アクティブリスニング」というスキルを知り、
トレーニングを受けて、人との関わりの中で試してみることにしました。
アクティブリスニングの学び
アクティブリスニングとは、
相手の話をただ聴くだけでなく、相手の感情や意図をくみ取りながら
理解しようと努めるスキルです。
初めの頃はうまくできず、逆に相手が疲れてしまうこともありました。
「聴けばいいんだ!」と思い込んでいたせいで、相手に負担をかけてしまっていたんですね。
今もまだ発展途上ですが、アクティブリスニングが少しずつ身についてきたことで、自然に相手の話を聴けるようになってきました。プロジェクトの場でも、たくさんの意見を集めて、みんなでアイデアを出し合い、スムーズに仮説を立てることができるようになりました。
聴くことができるリーダーの大切さ
リーダーが「話を聴く」姿勢を持つことが、
チーム全体の活気や信頼関係を作るうえで本当に大切だと実感しています。
聴くことで、チームメンバーからの意見やアイデアが集まり、
みんなで課題を乗り越えられる力が生まれます。
私自身、聴く姿勢を学び続けてきたからこそ、
今のようにチームで協力しながら成果を追い求めることができるように
なったと思います。
チームのリーダーとしてメンバーの話をしっかり聴くことは、思っている以上に大事!
そして、それができるリーダーは、
チーム全体の成長と成果に大きな貢献をすることができるのだと
改めて思う次第です!
聴くことができるリーダー、大事ですね!
ぜひ、ご利用ください。
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