
憧れの人のようになりたくて、気づけば真似ていた
仕事をしていると、「こんなふうに働けたらいいな」と思う人に出会うことがあります。
私にとって、それは会社の先輩でした。
彼女は、誰に対しても丁寧で、どんなに難しい仕事も投げ出さない。
周りをよく見ているからこそ、誰かが困っているとすぐに手を差し伸べる。
締め切りギリギリの案件でも、決して妥協せずに質の高いものを仕上げる。
そんな姿を見て、私は「この人みたいになりたい」と思うようになりました。
そして、気がつけば彼女の行動を真似ていました。
真似ているうちに、行動や考え方に一貫性が出てきた

最初は意識的に、彼女の言葉遣いや仕事の進め方をコピーしていました。
どんなふうに人と接するのか、仕事の優先順位をどうつけるのか、何を大切にしているのか、
観察し、できる範囲で取り入れてみました。
例えば、彼女がやっていたこんな行動を真似しました。
・仕事の優先順位をしっかり決める
・忙しくても、誰かの相談には手を止めて向き合う
・何かを決めるときは、感情ではなくロジックで考える
・いつも温かい表情
・柔らかい物腰
そうするうちに、不思議と自分の言動にも一貫性が出てきました。
それまで「なんとなく」進めていた仕事に、「こういうときは、こう動くべきだ」 という軸が生まれてきた感じです。
「信頼しています」と言われるようになった日

そんなある日、取引先の方からこんな言葉をもらいました。
「ちぴぃヒラサワさんが担当なら、安心ですね。」
思わず「え?」と驚きました。
確かに、仕事には真剣に向き合っていたし、責任感を持って進めていた。
でも、こんなふうに信頼を寄せられるとは思っていなかったのです。
それから、「任せて大丈夫」と言われたり、任されることが出てきました。
自分では夢中で先輩の後を追っていた感じでしたが、いつの間にか周りからの評価が変わっていたのです。
後で知った。「モデリング」というスキルだった

この経験を振り返ったとき、私はふと疑問に思いました。
「なぜ、真似るだけでここまで変われたのか?」
やがて、コーチングというスキルを学んだ時に、
それが「モデリング」というスキルと知りました。
モデリングとは、優れた人の行動や考え方を観察し、それを自分の中に取り入れること。
単なる「模倣」ではなく、その人の思考プロセスや価値観まで吸収すること で、本質的なスキルアップにつながるというのです。
つまり、私は夢中で「モデリング」を実践していたのです。
そしてこのスキルのすごいところは、最初は「形」から入っても、続けるうちに本当に自分のものになっていく こと。
気づけば、私は「この人なら大丈夫」と言われるようになったのです。
モデリングのスキルは、誰でも活用できる
この経験を通して、私はモデリングのすごさを実感しました。
「憧れの人のようになりたい」と思う気持ちは、実はとても強い成長エンジンになる。
そして、その人の行動を真似るだけでも、少しずつ考え方や習慣が変わっていく。
それが一定期間続くと、結果的に「信頼される人」になっていく。
つまり、モデリングのスキルは特別な才能がなくても、誰でも使えるものなのです。
「自分ももっと成長したい」「信頼される人になりたい」と思うなら、
まずは身近にいる「憧れの人」を見つけて、その人の言動を真似てみるのはどうでしょうか?
もしかすると、数年後には・・・・
今度はあなたが「この人みたいになりたい」と思われる存在になっているかもしれません。

当研究所では、研修のご導入をご検討の企業担当者の方に向けて
無料相談会を開催しています。
ヒューレット・パッカード社の創業者が残した「人の成長なくして企業の成長はない」というメッセージは、その後リーマンショック等を経て事実上各社で証明され続けている実態があります。こうしたことからも、企業では社員を育成するための様々な研修を企画されていることと思います。
当研究所では、研修のご導入をご検討の企業担当者の方に向けて企業様ごとの個別無料のオンライン相談会を開催させていただいております。お気軽にお問合せ・お申し込みください。
そのほか、自社の研修を新たに導入することに関するご相談をオンラインでお受けしています。
・現状ではどういった研修を導入すると良いのか
・研修はどの頻度で実施すると良いのか
・フォローアップはどのように進めると効果があがりやすいのか
・階層ごとにどういった教育が必要なのか
・自社の教育体系施策を作成したいが、作り方がわからないし現実的かがわからない
など、従業員育成に関するあらゆるご相談を無料でお受けしております。
ご希望の方は、以下のお申し込みフォームからお申し込みください。
追ってご連絡をいたします。
ぜひ、無料個別相談をご利用ください。
組織こうどう研究所