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大きな石と小さな石

コップに入れられるもの

皆さんは、コップに物を詰める時のことを考えたことがありますか?
私は毎月、ある有名な創業者社長さんからレクチャーを受けているのですが、
毎月登場するメタファーがとても印象的です。
透明なコップをスライドに掲示し、大きな石と小さな石、中くらいの大きさの石をコップに入れることについて話をなさるのです。

昨年、この話を最初に聞いた時、
帰宅して、コップに大きな氷を入れ、
「まだ入るかな?」といくつか入れてみました。
そのコップには5つしか入りませんでした。
というか、一つコップからはみ出している感じです。
そこで、3つ取り出して砕いて入れ直しました。
すると、合計5個の氷は余裕でコップに入ります。
その後、グレープジュースを入れました。
氷の隙間に、ジュースが入るのがわかります。

わたしは、優先順位について
とても考えさせられました。
大きな氷を先に入れなければ、小さいものがたくさん入った後からは、もう入れることはできません。しかし、小さな氷や液体のジュースは後からでも入れられるのです。

私たちのビジネス生活においても同じではないでしょうか。
重要なプロジェクトや長期的な目標が「大きな氷」であり、
日常業務や小さなタスクが「小さな氷」や「グレープジュース」なのかもしれません。

コップの中に詰まるのは

では、私たちのビジネスにおける「コップ」の中に詰めるべきものは何でしょうか?

まず「大きな石」として考えたいのは、組織の価値観やビジョンです。
次に「小さな石」として、具体的な戦略や中期目標が入ります。
そして「砂」のように細かいものとして、日々の業務改善や短期的な目標設定があります。

ある中小企業の経営者は私にこう語りました。
「毎朝、今日の大きな石は何かを考えるようにしています。そしてその日の大きな石が終わらなければ帰らない。小さなことは委託するか、隙間時間で対応します」

リーダーとしての役割は、チームの「コップ」に何を、どの順番で入れるかを考えること。
そして、それぞれのメンバーが自分のコップを適切に満たせるよう支援することではないでしょうか。

例えば、研修を企画する担当者の方と打ち合わせをするときは、
まず「大きな石」となる核心的スキルやマインドセットを特定し、そこに焦点を当てた研修設計を行っていただけるようにサポートをしていきます。
あれもこれもと詰め込むのではなく、本当に重要なことを先に配置する年間プログラムが効果的です。

ずっしりと重い、わたしのコップ

振り返ってみると、私自身のキャリアも「コップに石を詰める」ような過程でした。
最初は大きなことを考えていました(笑)
ですが現実は、(意に反して!ですが😰)目の前の業務をこなすことで精一杯でした。

しかし、そのおかげでしょうか?
徐々に大きな視点でビジネスを捉える力、人を育てる喜び、組織を変革する方法論など、少しずつ大きな「石」が増えていったのです(意図的にした、というより、状況がその道を導いてくれた感じです)。

わたしのコップは、現在ずっしりと重い、と感じることがよくあります。
(他方で、より高度な専門家に会ったときは、まだまだコップに詰め込めそうだな、なんて思うこともありますが)
重くなったなぁと自己評価できたときは、「持ち上げるのが大変じゃん!」とイメージしたりします。
そして、その重みが私の価値でもある、と思えるのです。

皆さんのビジネスライフにおけるコップには、何が詰まっていますか?
またこれから何を入れていきたいですか?

もし、あなたがリーダーであれば、
リーダーとして重要な視点は、自分だけでなく、チームメンバー一人ひとりのコップにも目を向けることでしょう。

リーダーシップとは、単に目標を達成することではなく、チームの成長を促し、一人ひとりが自分の「コップ」を充実させていけるよう支援するでもあるのではないかと思います。

明日からの一歩として、あなたのチームの「大きな石」は何か、
そして一人ひとりの「コップ」に何が必要か、
考えてみませんか?

小さな気づきから、大きな変化は始まります。
私も出会う方々とともに、学び続けていきたいと思います。


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marco

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