
多くの職場で、「できないこと」「うまくいかないこと」に目を向けがちな光景を見かけます。
「わたしは、計算が苦手だから」「細かい確認作業が苦手」「分析が下手で同じミスを繰り返す」など。
実は私も、教育ファシリテーターとして24年間活動する中で、最初は「私にはプレゼンテーションが苦手」「大勢の前で話すのは無理」と思い込んでいた時期がありました。いや、多分得意ではない🤔。
ところで、リーダーシップ研修を担当していると、管理職の方々からも「部下が言うことを聞かない」「チームの一体感が生まれない」といった悩みも耳にします。
ここまで書いた内容を読み直していただくとわかりますが、
これらは全て「できないこと」に焦点が当たっていて、その視点だけでは解決が遠のいてしまうのです。
「できること」で最大限の貢献ができることを忘れてはいないか?

30代の頃、人事部に所属していたことがあります。その時わたしはリクルーターでした。「若手社員の離職率が高く、研修を導入したいが効果があるのか不安」といつも思っていました。このとき私は自分のコーチから質問を受けたのです。「あなたの会社の若手で活躍している人は、どんな特徴がありますか?」
その時、自分の思考がびっくりしているのがわかりました!
「そういえば、3年目のCさんは先輩に質問するのが上手で、周囲から信頼されていますね」と答えました。「それは素晴らしい強みですね。その『質問力』をチーム全体に広げる研修をデザインは、できますか?あなたはそういうポジションにいますか?」と聞かれました。
あ〜そうか。
わたしは、年間通してリクルーターとして動いている反面、入社後の若手の研修も担当していました。そうです。わたしにはできることがありました!
このように、「できないこと」から「できること」に視点を変えるだけで、可能性は大きく広がります。管理職の方々も、部下 一人ひとりの「できること」を見つけて、それを組織の強みとして活かす視点で、言葉掛け、指示などをする、という手があります🖐️。これぞ、真のリーダーシップ!
チンプンカンプン。でも、できる場を見つけた話

わたしは、世間様並みにスマホもパソコンも触れますが、少しでも専門的な内容になると全くわからなくなります。エレクトロニクスの分野は全く手こずる対象です。
でも考えてみると、私には「人と人をつなぐ」という得意技があります。特に「教育ファシリテーター」という存在を育て、その人たちが活躍できるプログラムを構築することは、24年かけて磨いてきたオリジナリティもりもりの専門性です。
かつては「こんな専門性、需要があるのかな」と自信をなくしていた時期もありました。しかし、あるんですね…。できる人が少ないからこそ、求める人は一生懸命探して下さいますし、わたしも専門的な会合に行かない限りは、どこに行っても同じ職業の人とお目にかかることはありません。
重要なのは、自分の「できること」を突き詰めて、それを必要としている場所を見つけること。そして迷いなく「やり抜く」覚悟を持つことなのだと思います。
できることは、より多くの何かや誰かに貢献ができる

「人の成長なくして企業の成長はない」というのが私の信念です。企業研修の現場でも、参加者が「できること」に気づき、それを活かせる場を見つけたとき、目に見えて生き生きと変化します。
ある製造業の管理職研修では、普段は寡黙なDさんが「実は私、図解が得意なんです」と発言。チーム内の複雑な問題を整理するワークで、その「図解力」を発揮したところ、停滞していた議論が一気に前進しました。研修後、Dさんは部署内の「見える化推進リーダー」(これはわたしが勝手に呼んでいる)として周囲からアドバイスを求められるようになりました。
リーダーの方々へ。
チームメンバー一人ひとりの「できること」を発見し、それを最大限に活かせる場を創り出すこと。それが離職防止にもなり、組織の活性化にもつながります。
私自身、教育ファシリテーションという「できること」を信じて歩んできた結果、いま明確に企業に貢献できる機会をいただきました。
あなたの組織の中にも、「できること」を眠らせている人がいるかもしれません。まずは「あなたの強みは何ですか?」と問いかけてみてください。そこから組織の新しい可能性が広がるはずです。

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ヒューレット・パッカード社の創業者が残した「人の成長なくして企業の成長はない」というメッセージは、その後リーマンショック等を経て事実上各社で証明され続けている実態があります。こうしたことからも、企業では社員を育成するための様々な研修を企画されていることと思います。
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