
チームが動いていない、チームの動きが鈍い気がする、
そんなふうに感じたら、“課題の立て方”の見直しと“1to1ミーティング”の活用がヒントになるかもしれません。
例えば、目標を立てても空回り、フィードバックをしても伝わっていない、
こうした背景には、課題がメンバーにとって「自分ごと」になっていない、あるいは日常の対話が足りていない、そんな問題が潜んでいるかもしれません。
そうであれば、どうすれば“動くチーム”になるのでしょうか?
「なんとなく目標」から「意味のある課題」へ
リーダーが「今期は売上アップを目指そう!」と言っても、メンバーが「で、それって私に何ができるの?」と感じていれば、行動化に至らないことでしょう。大切なのは、課題を「チームの目標」ではなく「個人の意義」にまで落とし込むことではないかと思います。
たとえば、「〇〇さんの接客が顧客満足度に直結している」など、自分の役割や成果がチーム全体にどうつながっているかを具体的に示すこと。
また、課題が大きすぎる・漠然としていると、逆に行動しにくくなってしまいます。スモールステップで実行可能な課題に分解する工夫も必要です。
メンバーの声で課題を磨く
課題を設計した後、忘れてはいけないのが「見直し」の過程です。ここで活躍するのが“メンバーのフィードバック”ではないでしょうか。
「このやり方、ちょっと合ってない気がします」「実はこの部分にもっと時間がかかっていて…」
そうした現場の声に耳を傾けることで、課題の“質”は磨かれていきます。
一度決めた課題を“変えてはいけないもの”としないことは、とても大切です。
必ず“進化するもの”として扱う必要があり、そこには柔軟性が求められます。
「1to1」はお悩み相談だけじゃない
さて、「1to1ミーティング」と聞くと、“上司が部下の悩みを聞く場”と思われがちですが、それだけではもったいない!
1to1は、チームの空気を変える“最高のチャンス”です。
メンバーのやりがい、不満、小さな成功体験など。
こうした一人ひとりの声をじっくり聞ける機会は、貴重です。
しかもこの時間を通じて、メンバーが「ちゃんと見てもらえている」と感じられるようになると、信頼関係がぐっと深まります。
継続こそが、信頼を育てる
1to1は“魔法の会話”ではありません。たった1回のミーティングで、急に何かが変わるわけでもないのです。でも、「継続」には力があります。
「また来週も話せる」「次の1to1であのこと相談しよう」・・・そんな安心感が、メンバーの気持ちを前向きに変えていきます。そしてこの“1to1の蓄積”こそが、課題設定の質を高め、チーム全体の成長を支えていく基盤になっていきます。
「うまくいかない」と感じたときは、課題の立て方と、対話の仕方を少し見直してみてください。チームは、紙の上の目標だけでは動きませんから、“目の前の人”と、どれだけ丁寧に向き合えているか、が、チームを動かす最大のエネルギーになります。
次回は「育成と環境整備が未来をつくる!持続可能なチームづくり」。
このテーマで、今週をしめき切りたいと思います!
お楽しみに🖐️
