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感情と思考の対話を整える

「結果を見すえた思考」を実践して見えてきたこと

「結果を見すえた思考(Apply Consequential Thinking)」を意識して行動してみると、まず痛感したのは「思考と感情のバランスを取る難しさ」でした。

私のリーダーシップレポートでは、
このコンピテンシーのスコアは比較的高く出ています。

しかし振り返ってみると、
それは“持ちたくない感情を避けるために、強く思考し、
最悪を想定する”という「防衛的なパターン」によるものだったのかもしれません。

つまり、
EQでいう「行動する前に結果を予測し、選択肢を吟味する力」とは少し違い、

“慎重すぎる姿勢”と混同していたように思います。
結果、考えすぎて動けなくなったり、
「分析しすぎて機会を逃す」ということも少なくありませんでした。

 「思考は感情の舵を取る羅針盤」という学び

EQの学びの中で印象的だった言葉があります。

それは「思考は感情の舵を取るための羅針盤である」というものです。

最初はその意味がよく分かりませんでしたが、
考えを深めるうちに、次第に理解が変わっていきました。


「思考」は感情を抑えるためのブレーキではなく、
感情というエネルギーを方向づけるためのツール。

自己流ですが、
端的に言えば、「考えてから動く」ではなく、
「感じたことを整理してから動く」と
順序を意識するようになったのです。

 意思決定の場面で見えてきた変化

具体的な変化は、意思決定の場面に現れました。

たとえば、業務で意見が対立したとき、
以前の私は「相手を立てるか」「自分の案を通すか」という二択で考えがちでした。


けれど今は、
「協議を重ねることでどんな新しいアイデアが生まれるのか」
「それがチームや組織にどんな恩恵をもたらすのか」
といった、より高い視点で考えるようになっています。

“結果を見すえる”とは、単なる損得の計算ではなく、
「自分の選択がどんな価値を生むのかを見通すこと」なのだと、今では感じています。

「意図を確かめる」ことが実践になる

今の私にとって「結果を見すえた思考」は、
以前とはまったく違う意味を持ちます。

行動の前に自分の“意図”を確かめること。

それ自体が実践です。

行動の前に「私は何を大切にしたくて、これを選ぼうとしているのか?」と
自分に問いかける。

この問いは訓練のようなもので、
特に問題のない日常の場面で意識的に行っています。

すると、意外にもこの問いが思考を整理し、
迷いを減らしてくれるのです。

平常時にこそ実践を重ねることで、
“判断力の筋力”が鍛えられていく実感があります。

感情と協働する思考へ

考えることの目的は、
感情を抑え込むことではなく、
感情と協働して賢く行動すること。

そのバランスを体感的に学びながら、
少しずつ“思考と感情の対話”を整えていく。

これが今の私のテーマです。

まだ高いハードルを感じることもあります。

けれど、その挑戦の中にこそ、

この学びの価値があるのだと思っています。

この記事を書いた人

marco

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