営業時間:平日10:00~17:00

070-5054-3110

休業日:土日祝日 年末年始季節休暇

「できること」ではなく「どう生きるか」で考える

― リソースの意味が変わると、キャリアの見え方が変わる ―

「あなたの強みは何ですか?」
こう聞かれると、多くの方がスキルや経験を思い浮かべるのではないでしょうか。

もちろん、それも大切な要素です。
ただ、今回のテーマで扱う「リソース」は、もう少し広い意味を持っています。

どのように

単に「何ができるか」ではなく、
「どのように働き、どのように自分を捉え、どのように意思決定するか」
という、より深いレベルのものです。

これまでのキャリア観は、どちらかというと「仕事(Job)」を中心に考えるものでした。
どの会社に所属し、どんな役割を担い、どのスキルを身につけるか。

しかし近年は、「キャリア」や「アイデンティティ」を軸に捉える視点が広がっています。
つまり、「どんな仕事をしているか」だけでなく、
「どんな自分として働いているのか」という問いが重要になってきているのです。

ここで少し立ち止まって考えてみていただきたいのです。

リソース

自分は今、どの時間軸で仕事を見ているでしょうか。
目の前の業務でしょうか。
それとも、数年後の姿でしょうか。

リソースというのは、この時間軸とも密接に関係しています。
短期的な成果だけを見ていると、見えてくるリソースは限られます。
一方で、長い時間軸で自分を見つめると、これまでの経験がまったく違う意味を持ち始めます。

たとえば、うまくいかなかった経験。
当時は「失敗」と感じていた出来事も、後から振り返ると、判断の軸をつくっていたり、人との関わり方を変えていたりします。

このように、リソースは「今あるもの」ではなく、
「意味づけによって見えてくるもの」でもあります。

少しユーモアを込めて言うなら、
リソースはクローゼットの奥にある服のようなものです。
持っているのに、気づいていない。
あるいは、昔のものだと思ってしまって、使っていない。

ただ、それを取り出してみると、今の自分に合う形で使えることもあります。

リーダーにとって大切なのは、この視点を自分だけでなく、メンバーにも向けることです。
目の前の成果だけで評価するのではなく、その人がどのような経験を積み、どんな意味づけをしているのかを見ること。

🔻YouTubeでもお話をさせていただきました

人は、持っているもの以上に、
「持っているものをどう捉えているか」で動きます。

リソースの見え方が変わると、行動が変わります。
そして、行動が変わると、結果も少しずつ変わっていきます。

まずは、「自分は何を持っているか」ではなく、
「それをどう見ているか」に目を向けてみるのも一つかもしれません。

この記事を書いた人

marco

関連記事

  • コミュニケーション
  • 能力開発
関わり方と脳の傾向

いわゆる左脳 自分の左側に位置する脳(左半球)は、ロジカルな働きをする、と一般的 […]

  • OJT
  • いろいろプロセス
  • グループプロセス
  • コミュニケーション
  • ファシリテーション
  • 体験学習
デューイの『経験と教育』に学ぶOJT」3回目

~私が24年間で気づいた経験学習の本質~ ※個人の見解が入っています。 「すべて […]

  • リーダーシップ
  • 能力開発
リーダーの5つの役割

今日は、自分の経験を通しての学びをコラムにしてみました。 25年近く前の話です。 […]

  • リーダーシップ
  • 人生:LIFE
  • 能力開発
リーダーの視点と目標設定

目標設定というと、どうしても「数値目標」や「KPI」のような硬い言葉が思い浮かび […]

  • グループプロセス
  • コミュニケーション
  • チームワーク
「やらせたい」が「やりたくない」に変わるとき

言葉に潜む“押しつけ”を手放すという選択 「これは本人のためになると思って言って […]

  • OJT
  • コミュニケーション
  • チームワーク
  • 仕事のスキル
タスク化に関するよくある質問

タスク管理が苦手な人へ 「タスク管理って、なんだか面倒くさいんですよね」コーチン […]