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最強のマネジメントが心理的安全性
企業の社長の悩みって、なんだと思いますか?
▶︎日本の多くの社長さんのお悩み事は何?
もし、あなたが中小企業の社長だったら、、、
もし、あなたが取締役だったら、、、
頭を悩ませるのは
一体なんでしょうか。
中小企業庁のWEBサイトには、このようなデータが残っています。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H24/H24/html/k321000.html より
しかし、このデータは少々古いですね😅。
調査年は2011年ですから今から10年前です。
「10年一昔」と言いますし、
昨年以来コロナウイルスに翻弄されている環境で
順位の変動も想定できます。
最新情報を知るには、
中小企業庁が出している「中小企業白書」が一番ですが、
やはり「コロナの影響」という観点一色というイメージです。
中小企業白書を全部読むのは大変ですから、
解説動画をどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=w9yRlrXNmAM(by 中小企業庁)
白書を見る限り、
「新規顧客開拓」
「新規市場開拓」
「経営理念の再構築」
といった表現が目につきます。
ちなみに、例年登場する「TOP3」と言われているお悩みは、
1.売上拡大
2.コスト削減
3.従業員の採用・育成
実際に経営者の方に聞いても、サイトを検索しても、
この3つのテーマはたいてい「経営者のお悩み」としてランクインしています。
いかがでしょう。
2021年の白書によく登場するキーワードと
TOP3のキーワード、
そして、10年前のデータにも、
ある共通したテーマがありますね。
なんだと思いますか?
▶︎日本の多くの社長さんのお悩み事
共通1、売上のこと
共通2、人的なこと
これは、企業活動の2大テーマです。
その上、コインの両面のような
くっつきもっつきの影響関係です。
売り上げがなければ企業の存続はできませんし、
そのためには、人が必要です。
例え、営業活動が
デジタル化になったとしても、
それをコントロールするのは
人です。
また、人がデジタルの導入を
決めるのです。
そして、
「両面がある」
から、その価値がわかります。
片面だけのコインでは、取引なんてできません。
▶︎企業が生き続けるために
企業の生命線は、
売り上げと人の2面をもったコインです。
売り上げを上げるために、
経営者は人をマネジメントしなければなりません。
売り上げを上げるために、
優れたシステムを導入する決断をする人が必要です。
しかし、
もしも、その「人」が、
- 問題を把握できない
- 問題点を絞り込めない
- 解決策を考えられない
- 新しい販路開拓を創造できない
- 営業の展開のアイディアを出せない
- 時代を読めない
- 決断できない
- その上、誰かに相談できない
このような状態だったら
どうなることでしょう。
例えば、このコロナウイルスの危機を
とても乗り越えられない、ということになるでしょう。
▶︎経営は、マネジメントと育成
だからこそ経営者は、
社員が会社の業績に貢献できるスキルを発揮してくれるように
時にはマネジメントをし、
時には育てて・・・・
いいえ。
常にマネジメントをして
常に育てる
という観点を、もっていなければなりません。
ところが、
社内を満遍なくマネジメントすることは
至難の業ですし、
人を育てることは、本当に大変な仕事です。
こうして経営者は
ふとため息が出るのです・・・・
命名! 混乱一郎さん
マネジメントしなくても良いマネジメントシステムはないかな・・・(混乱一郎さんの心の声)
▶︎管理をしない管理
経営者が管理をしなくても良い?
そんなこと、想像したことさえなかった!
混乱一郎さんのそんな声が聞こえてきそうです。
しかし、考えてみてください。
あなたの周りに、いるはずです。
- 取引先との交渉
- 資金の調達
- 戦略の策定
- 経営判断
など、経営者としての仕事にたっぷりと時間を使って
社長業を充実させている経営者が。
はい、混乱さんのそばにもいました。
それは、充実太郎さんです!
← 後光(・・)?
命名! 充実太郎さん
では、なぜ
充実太郎さんは社長業に専念できているのでしょうか?
➡︎ この問いは、
なぜ混乱一郎さんは社内の統制にかかりきりなのでしょうか
というもう一つの問いも含んでいます。
売り上げを上げたいという気持ちは同じくらい大きいのに
全く違うことをしている二人の経営者・・・・
▶︎最強のマネジメントが心理的安全性
充実太郎さんの会社の部下の人は、
お互いの意見を言えたり、
相手の話をよく聞いたり、
わからないことも率直に質問できたりするなど
振る舞いに関する抑圧がないため、
パフォーマンスが高い。
社員同士で話し合うこともできるし
決断をすることに対して
勇気を出せる。
ですから、
充実太郎さんは、社内のことは社内の責任者に任せて、
自分は経営者としての仕事に専念できるのです。
充実太郎さんの会社には、高い心理的安全性があります
混乱一郎さんの会社を見てみましょう。
抑圧するものはないものの、
心理的安全性が高いと言える風土ではなかった混乱さんの会社は、
日頃から社内の関係性を通して各自が育つ、という
好循環な規範を持っていませんでした。
ですから、残念ながら、
何か起こった時には、
- 問題を把握できない
- 問題点を絞り込めない
- 解決策を考えられない
- 新しい販路開拓を創造できない
- 営業の展開のアイディアを出せない
- 時代を読めない
- 決断できない
- その上、誰かに相談できない
そんな状態の社員の代わりに、
経営者である混乱一郎さんが
常にみんなを把握して、
問題を整理し、
細かい部分の決断まで口を挟み、
指示を出していました。
これはとても忙しいですね。
そして、混乱さんの会社は、
経営者がどんなに忙しくしていても、
売り上げが伸びない循環に
入ってしまっていました。
混乱一郎さんのため息混じりの心の声がもう一度聞こえくるようです・・・。
マネジメントしなくても良いマネジメントシステムはないかな・・・(混乱一郎さんの心の声)
そう。
マネジメントしなくても良いマネジメントシステム。
つまり
管理しなくてよい管理
とは、
社会的安全性を高める風土づくり
なのです。
いかがでしょう。
充実太郎さんの会社の様子、気になりませんか?
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明日は、
充実太郎さんの会社の様子を詳しくレポートしていこうと思います。
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⬇︎ 心理的安全性を高めるためのポイントがわかる!集団規範がわかる!
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