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「自分から動く」リーダーシップ

美容院にて

先日、1年半ぶりに美容院に行きました。新しいお店へ。
髪型は人の印象を大きく左右しますから、初めての美容院での施術は誰しも少し緊張するものですよね。

店内に入ると、活気がありながらも整然とした雰囲気。少ない人数のスタッフで多くのお客様を対応している様子が見て取れました。ビジネスの現場でも似たような状況はあります。限られたリソースで最大限のパフォーマンスを発揮しなければならない場面。そこで輝くのが「自分から動く」人材!という場面を、わたしはこの美容室で目の当たりにすることになったのです。

そのスタイリストは神だった

私を担当してくださったスタイリストの方は、一言で言えば「神」でした。
一挙手一投足に、プロフェッショナリズムが宿っていたのです。

まず、私のリクエストを聞く姿勢。「こうしたい」という希望に対して、ただ聞くだけでなく、髪質や顔の形に合わせた提案をしてくれました。時には「それは難しいですが、こうするとダメージが緩和されます」と、プロとしての意見もはっきり伝えてくれます。

これはリーダーシップの本質でもあります。チームメンバーの意見を尊重しながらも、専門家としての視点から最適解を提案できる力。研修の場でよく聞かれる「指示待ち人間をどう育てるか」という課題の答えは、実はここにあるのかもしれません。
自ら考え、提案し、実行する姿勢を見せることが、最高の教育でもあります。

ペースを乱さず、リズムよく対応し、仕事も進める

驚いたのは、彼女の仕事の進め方です。私の髪をカットしながら、電話が鳴ればアシスタントがいても自ら受ける。動線は常に最短ルートで無駄がない。そして、どんなに忙しくても、お客様への対応の質は落とさない。

「忙しい」が口癖になっている職場はありませんか?
実は、真に優れたリーダーは「忙しい」とは言いません。彼らは時間の使い方、エネルギーの配分が上手なのです。私が教育ファシリテーターとして企業研修で伝えていることの一つに「ペース配分」があります。緊急事態が発生しても慌てず、着実に対応できる力。これは訓練で身につけることができるスキルなのです。

このスタイリストの方は、まさにそれを体現していました。
その姿を見ていると、「多忙」と「充実」は全く別物だということが分かります。充実した時間の中で、自分のペースを保ちながら仕事をする。これこそ現代のビジネスパーソンに求められる姿勢ではないでしょうか。

顧客に安心感を与えるということ

施術が終わり、私は既に決めていました。「次回もこの美容室に来よう」と。
なぜか。それは、単に技術が良かったからではありません。
その仕事ぶりに感動し、「この人の顧客であることに安心感を覚えた」からです。

ビジネスにおいて「安心感」ほど価値のあるものはありません。
どれだけ素晴らしい商品やサービスがあっても、提供する側に不安を感じれば、顧客は離れていきます。逆に、少々の不備があっても「この人なら大丈夫」と思ってもらえれば、長期的な関係を築くことができるのです。

私も「平澤さんに任せれば大丈夫」と思っていただけることを目指して、この仕事をしてきた、と省察ができました。

自分から動き、プロフェッショナルな態度で仕事に向き合い、一貫した対応で顧客に安心感を与える。美容院での体験から、ビジネスの本質を再確認できました。

皆さんの組織にも、きっとこの美容師のような「神」的な人材がいるのではないでしょうか。そういった方々の動きを観察し、何が周囲に安心感を与えているのかを分析してみるのも一つの方法だと思います。

また、自分自身がそうなるために、まずは小さな「自分から動く」習慣から始めてみる取り組み。電話が鳴ったら自分も動く、周囲の状況を常に把握する、顧客との約束は必ず守る…。こうした一つひとつの行動は、やがて「この人に任せれば安心」という評価につながっていく道なのだと思います。

「人の成長なくして企業の成長はない」。
職場でも、自ら動き、周囲に安心感を与えるリーダーシップを育んでいきましょう!


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ヒューレット・パッカード社の創業者が残した「人の成長なくして企業の成長はない」というメッセージは、その後リーマンショック等を経て事実上各社で証明され続けている実態があります。こうしたことからも、企業では社員を育成するための様々な研修を企画されていることと思います。

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marco

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