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「楽しむ力」があれば仕事が変わる

今の仕事を楽しいと言う気持ちでしているか

皆さんは、今の仕事を「楽しい」と感じていますか?研修の場でこの質問をすると、意外と多くの方が戸惑った表情を見せます。「楽しいというよりは、やるべきことだから」「責任だから」という回答が返ってくることも少なくありません。

実は、この「楽しさ」こそが仕事の成果を大きく左右します。アップル創業者のスティーブ・ジョブズは「情熱を持てる仕事を見つけることが大切だ」と語り、自身も製品開発に没頭する姿勢を貫きました。彼は会議で「これは素晴らしい!」と目を輝かせることもあれば、「これでは退屈だ」と率直に意見することもありました。仕事への「楽しさ」を原動力にしていた典型です。

しかし、多くの職場では「余裕がないから楽しめない」という考え方が生産性を下げ、チームの成長を妨げている可能性があります。

人は、楽しいことに夢中になれる

心理学の研究では、人間は「楽しい」と感じる活動に対して、より多くの時間とエネルギーを自発的に投入することが明らかになっています。これは「フロー状態」とも呼ばれ、時間の感覚を忘れるほど集中できる状態です。

テニスプレーヤーの大坂なおみ選手は、プレッシャーの中でも最高のパフォーマンスを発揮できる理由について「テニスの楽しさを思い出すことが重要」と語っています。どんなに厳しい試合でも、プレーを楽しむ気持ちを忘れないことが、彼女の強さの源泉となっているのです。

経営者の孫正義氏も「仕事の9割は楽しむことだ」という言葉を残しています。彼の情熱的な姿勢は、ソフトバンクの急成長を支えた大きな要因と言われています。

リーダーの大切な役割の一つは、チームメンバーが「楽しさ」を見出せる環境を作ることではないでしょうか。それは甘やかすことではなく、一人ひとりの強みを活かし、成長を実感できる場を提供することです。

難しい事案の中に、夢中になれることが潜んでいる

「でも、私たちの仕事には楽しめる要素がない」とおっしゃる方もいるかもしれません。確かに、すべての業務がワクワクするものばかりではありません。しかし、どんな困難な課題の中にも、夢中になれる要素は隠れています。

トヨタ自動車の豊田章男前社長は「もっといいクルマづくり」というビジョンを掲げ、困難な状況でも「クルマ造りの楽しさ」を全社に浸透させました。彼自身がレーシングドライバーとしてモータースポーツに参加するなど、「クルマを愛する気持ち」を体現していたことが、社員の意識改革につながったと言われています。

映画監督の宮崎駿氏も、アニメーション制作の厳しい作業環境の中で「面白いものを作る喜び」を大切にしてきました。彼は「辛い作業だからこそ、その中に楽しさを見出せる人が強い」と語っています。

難しい課題に向き合うとき、「この中にどんな楽しさがあるだろう?」と問いかけてみることで、新たな視点や解決策が生まれることがあります。これは単なる気休めではなく、実践的なリーダーシップのアプローチなのです。

楽しんでこそ、発展や展開が大きい

楽しさを見出せると、自然と「今度はどうしてやろうか?」「この事案を、どう展開してみようか」という創造的な問いが生まれます。この好奇心こそが、イノベーションの源泉です。

ANA元会長の大橋洋治氏は、航空業界の厳しい状況下でも「お客様に喜んでいただく楽しさ」をモットーにしていました。彼のリーダーシップのもと、社員が「お客様の期待を超える」ことを楽しむ文化が根付き、顧客満足度の高い航空会社へと成長しました。

また、任天堂の故・岩田聡社長は「仕事は楽しむためにある」という言葉を残し、「面白さ」を基準に意思決定する経営スタイルで知られていました。彼の「ゲーム開発者は自分が最初のプレイヤーである」という考え方は、世界中で愛されるゲームを生み出す原動力となりました。

リーダーとして大切なのは、まず自分自身が仕事の中に楽しさを見出すこと。そして、チームメンバー一人ひとりが「これは面白い!」と感じられる瞬間を増やしていくこと。それがやがて組織全体の活力となり、予想以上の成果をもたらすのではないでしょうか。

誰にでも、業務での「最も楽しかった瞬間」は幾度も経験があるはず。
その「楽しさ」をチームで共有する時間を作ってみる。
今日はそんなことに意識を向けながら仕事に取り組んでまいりましょう!


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