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ちぴぃヒラサワの独自に用語解説

用語辞典で目にする内容ばかりでなく、個別に解釈を加えたものも含んでいます。

*作成の開始日 2024年11月8日(先は長いなぁ〜😆)

アンカリングバイアス
最初に示された情報に強く影響され、その後の判断が偏る認知バイアスの一種です。
私たちは新しい情報や価格を目にしたとき、最初に「アンカー(基準)」として与えられた数字や事実に引きずられて、冷静な判断が難しくなることがあります。
このバイアスは、特に高額な商品やサービスを販売する際にしばしば利用されるテクニックです。
わたしは、この手でいくつもの高額講座に申し込みをしました😥
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アンコンシャスバイアス
意識せずに持っている偏見や思い込みのことです。これは、私たちが意識しないうちにさまざまな経験や環境から影響を受けて形成されています。
この前気付いた私のアンコンシャスバイアスは、「工事現場の監督は男性だ」ってこと(笑)
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サーバントリーダーシップ
サーバントリーダーシップは、従来のトップダウン型とは異なり、リーダーが組織やチームメンバーの成長・幸福に焦点を当て、自らがサポート役として奉仕することを重視するリーダーシップスタイルです。米国の思想家ロバート・K・グリーンリーフが1970年代に提唱し、「リーダーはまず奉仕者であるべき」という考えに基づいています。リーダーが権力で指示を与えるのではなく、メンバーが力を発揮できる環境を整えることを目指します。
あるスタートアップ企業のCEOは、このスタイルを実践し、組織の急成長を牽引しています。彼は部下のアイデアを積極的に取り入れ、彼らが最大限に力を発揮できるよう環境を整備しました。毎週のチームミーティングでは、各メンバーが自由に意見交換できる時間を設け、CEO自身も積極的に質問や提案を行います。また、部下の目標達成を支援するために定期的な1on1ミーティングも実施し、個別の成長をサポートしています。この取り組みにより、社員のエンゲージメントやイノベーションが向上しました。サーバントリーダーシップでは、リーダーがメンバーを支え、彼らの成功を自分の成功と考える姿勢が重要です。

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ステレオタイプ
ステレオタイプとは、ある集団や特定の属性を持つ人々に対して抱かれる固定観念や一般化されたイメージのことです。例えば、「男性は論理的」「女性は感情的」といった思い込みや、「高齢者は新しい技術が苦手」「若者は無責任」といったイメージがステレオタイプの例にあたります。これらは、個々人の特性を無視し、集団に属する人々を一律に捉えようとするため、誤った判断を生みやすい傾向があります。
ステレオタイプは、多くの場合、社会の中で繰り返し目にする情報や、メディアや教育などの影響で形成されることが多いです。一方で、こうした偏った見方は、個人の可能性や多様性を見逃し、職場や日常生活においても公平さを損なう原因にもなります。ステレオタイプにとらわれず、個人を見る視点を大切にすることが、公平で多様性のある関係を築くために重要だとされています。

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ステレオタイプバイアス
「ステレオタイプバイアス」は、ある集団やカテゴリーに属する全ての人々が、必ずしも同じ特徴を持っていると一般化してしまう思考の偏りを指します。例えば、「理系の人は内向的」「営業マンは話がうまい」といった固定観念は、このバイアスの典型的な例です。実際には、個人の多様性があるため、一概にこうとは言えないケースがほとんどです。しかし、私たちはこうした単純化されたイメージに囚われがちであり、それが人々の評価や行動に影響を与えることがあります。

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代表性バイアス
「代表性バイアス」は、物事を既存のカテゴリーやイメージに当てはめて判断してしまうことで、個々の事象の固有性を見落とす認知の歪みです。
例えば、「メガネをかけていて本を読む人が必ずしも学者であるとは限らない」にも関わらず、「メガネ=学者」というステレオタイプに基づいて、その人を学者だと判断してしまうことが代表的な例です。
このバイアスは、確率や統計的な情報よりも、直感的な類似性を重視してしまう傾向が強いことが特徴です。

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認知的不協和
認知的不協和は、ある人が自分の信念や態度、行動に矛盾を感じることで生じる不快な心理状態を指します。この不快感は、私たちが「本当はこう思っているけれど、実際には違う行動をとっている」といったズレから生まれます。
たとえば、健康に良いと知りつつもつい甘いものを食べてしまう例。このとき、「健康的でいたい」という考えと「甘いものを食べたい」という欲求がぶつかり、葛藤が生まれます。この不快感を和らげるために、人は「たまにだから大丈夫」と言い訳したり、健康への考えを少し緩めたりします。
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ハラスメント
ハラスメントは「嫌がらせ」といった意味で使われます。
2024年現在、日本ではパワーハラスメント・セクシュアルハラスメント・妊娠出産育児介護休業等に関するハラスメントの3つの領域で防止措置が事業主に義務付けられています。
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バイアス
歪曲された思い込み(先入観)のことを、バイアスといいます。
「思い込み」は深く信じ込むことだそうです。
そして、意識的に信じようとしたものではありません。
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ピークエンド
私たちが物事をどのように感じたり記憶したりするかに関する法則。
具体的には、何かの出来事や体験を思い出すとき、人はその体験の全体を思い返すのではなく、
特に強い感情を感じた瞬間(→これがピーク)そして、体験の終わり(→これがエンド)が
記憶に残りやすい、という現象です。
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マネジメント
マネジメントとは、チームや業務を効率的に管理し、目標達成に向けて組織全体の動きを整える力です。プロジェクトの進行を計画し、タスクを振り分け、進捗を把握しながら、問題があれば速やかに対処していきます。マネジメントの目的は、全員がスムーズに仕事に集中できる環境を作り、成果を上げることです。管理能力だけでなく、コミュニケーション力や柔軟性も求められ、組織の一体感や生産性の向上に大きく貢献します。

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マイクロマネジメント
マイクロマネジメントとは、部下の仕事や行動を過度に細かく管理しようとするやり方を指します。
一見すると「部下のため」「効率的」と思われがちですが、実際には多くの弊害を生む可能性があります。具体的には、部下の「考える力」を奪い、自主性や意欲を低下させてしまうこと。また、管理者自身もすべてを抱え込むことで疲弊し、チーム全体の信頼関係や生産性が損なわれることがよくあります。

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抜け出したいマイクロマネジメント

リフレーム(リフレーミング)
リフレームとは、物事の捉え方やフレーム(枠組み)を再構築することです。
新たな視点や解釈を見出す手法をリフレーミングと呼んでいます。
ポジティブへの転換に限らず、異なる見方や価値観を取り入れることで、より多面的に物事を理解することができます。たとえば、部下の「慎重すぎる」態度を「細部まで配慮できる」と再解釈すれば、本人の長所が見えやすくなり、関わり方も変わります。
第三者視点を取り入れたり、時間軸を動かして未来から今を見てみたり、正反対の状況を想像してみたり、など考えてみると、さまざまな見解を得られたり、新しい発見があります。

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リーダーシップ
リーダーシップとは、職位に関係なく人々を動かし、共に成長し、目標に向かって進む力です。上司だけでなく、誰もが発揮できる「人を支えリードする技術」であり、スキル(技術)であるためトレーニングで磨かれるものです。例えば、職場で困っている同僚に手を差し伸べたり、周りの意見を引き出すような行動はリーダーシップの一部です。リーダーシップは、「人とつながる姿勢」や「共感力」が重要で、小さな行動の積み重ねが、周囲の信頼を育み、チーム全体を前向きにする力になります。

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「理論はいらない(言ってしまいました😰)」